引き続き 音の絵本 | えほんらへん

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絵本専門士としての活動や、絵本セラピー(R)、絵本読み聞かせのこと…。
大人も子どももお気に入りの1冊を見つけてほしいなと思っています。

昨日は、赤ちゃん絵本で音の絵本ご紹介しました。

 

昨日学校から帰ってきた娘が、突き指をした友達の話をしようと、話し始めました。

突き指ということばが「つびゆきした子がいて…」

つびゆき?」と聞き返すと、

「あ、つゆびきや!」と言うので、さらに私

つゆびき?」と言うと、

「ちがうわ、ゆびつき??」とさぐりさぐり言ってみるけれどもやっぱり違うにひひ

最終的には、「ドッチ(ボール)で痛くなるやつ」って説明してくれるんですが。

 

子どもって、意味からじゃなく、音から言葉を覚えていくんですよね。

突いた指って覚えるんじゃなくて、「つ」と「き」と「ゆ」と「び」って音があったってところから入るんですね。

だから、英語の歌でも聞こえたままにまねっこできてしまう。大人だと、まず意味を考えてしまうから、意味がわからない単語は発音できない、「リピート アフター ミー」って言われても、単語で聞き取れないと言葉につまってしまう。

 

今日紹介するのも昨日に引き続き音の絵本ですが、擬音ではなく、本当に「こう聞こえる」という音の絵本です。

 

「でんしゃはうたう」

作者の三宮さんは、幼くして視力をなくされたそうですが、音で世の中を感じて見てこられた方。

旅先で知り合った生まれた時から全盲の友人、「星がみえる」星空と言っていたのがすごく印象的でした。

この絵本を読んで、「そっかぁ、こんな風に聞こえるのかぁ」と思いながら、網膜を通して見るんじゃないけれど、「みえる」っていうのは、こういうことを言うのかな、なんて思いました。

でも、まだこれ、読み聞かせで読んだことないんですよね。

 

 

 

今後の予定】

6月14日(水)、7月10日(月) 大人絵本を楽しもう(8月はお休み)

6月17日(土) 山科 大人絵本の夕べ

6月24日(土) はる色マーケット  朝から絵本!はお休みです

7月22日(土) 朝から絵本!

 

 


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