子供心 | 愛蘭土時事雑筆; アイルランド雑記

愛蘭土時事雑筆; アイルランド雑記

アイルランドはすでに馴染みのある国。
エメラルド・グリーンの国。妖精やレプラカーン、ダンスと音楽、詩と文学。
ここでは、上記のロマン的な面も踏まえつつ、日常生活から見聞した出来事、問題などを取り上げて、赤裸々なアイルランドを紹介していこうと思います。

つい最近、近所のパワーズコートのガーデンセンターへ線香を買いに行った時のこと。
 
子供心を十分にとらえた、可愛い小物の鉢を見つけた。
 






クローバーが育つようで、娘は豚が大好物・・・失敬、ブタさんが大好きなので、案の定おねだりされてしまった。
 
フェアリードアを考案したりと、アイルランド人は結構子供心を理解しているなあと感心しつつ、生産元を確かめてみると、なんと、メイドイン・ジャパンであった。
 


これならごもっともと頷けたが、こんな西の果てまで小物製品が売られるとは、やっぱり日本の商売魂はすごいなあと、毎度のこと改めて驚いてしまった。
 
現代世界中で商売をするなど当たり前なことだし、日本製品と世界のどこかでお目見えするのも驚くことではないだろうが、やっぱり意外な日本商品とバッタリ予告無しに出会ってしまうのは、知り合いの日本人と海外でバッタリ会うように驚いてしまうものだ。
 


さて子供心とは上に挙げた、可愛いものを素直に愛し、意外なものに出会って驚く心のことではないだろうか。
 
 
 
またもうひとつ子供心に、娘は以前犬が大好きであったが、ここ数年ブタがお気に入りの動物のようだ。
 
吾人も以前は、好きな動物は?と問われれば、間髪入れずに狼と答えたが、最近はテストステロンが減ったものか人間的に丸くなったものか、ウサギになってしまった。
 
狼は多分に憧れであったろう、好きなわりには一度も飼ったことが無い。
 
子供心は、あれが好きこれが好きと、好みがコロッコロッと変わるが、これは理屈に縛られない、心の柔軟さの表れであり、健康な印でもあろう。
 


 
ペットと触れ合うことは、情緒教育に良いと昔から耳にするが、近年に聞くペットセラピーも、症状の悪化を止め回復力を促進すると言う。
 
ペットセラピーだけでなく、アートセラピーや音楽セラピーなど様々なセラピーが巷には存在し出しているが、そのいずれもが、子供心を湧き上がらせる、童心に返ることでその効果が上がるものではないだろうか。
 
この健全な子供心をはぐくむのは、もちろん我々大人の責任である。
 


 
 
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