ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

嵐の日に忘れ物をしたら~

2017-02-21 | 日記

昨日の記事の従弟とは、1歳違いです。

従弟の母親は教師でしたので、従弟は、学校から帰ると私の家で過ごしていました。

ところで、私が子供の頃住んでいた地域は、台風の通り道(2016年9月5日の記事)です。
秋になると、しょっちゅう台風が通過しました。

台風が来ると、暴風雨に見舞われますので、学校はお休みになったり、
早引けになったりします。

そんなある日のことです。  私が2年生、従弟が1年生だったと思います。

従弟が「ららみちゃん、僕、学校に傘を忘れたから、一緒に取りに行って。」
と言うのです。

真面目な私は「えっ?  ダメだよ。  今、台風だし、外に出たら危ないでしょ。」
と言いました。

すると、従弟は「だって、傘を忘れたら、お母さんに怒られるよ。
ららみちゃん、一緒に行ってよ。」と頼むのです。

お姉さんの私は、従弟が叔母さんに怒られたら可哀想だな~と思い、
一緒に小学校まで行くことにしました。

外は暴風雨で、丘の上にある小学校に着くまでに、私は何度も転びそうになりました。

「ねえ、もう帰ろうよ。  危ないよ。」

と私が言うと、従弟は澄ました顔で言うのです。

「大丈夫だよ。  僕、さっき学校に行って来たけど、何ともなかったよ。」

 

えっ   さっき、学校に行ったの?   何の為に?
じゃあ、何でその時に、傘を持って帰らなかったの?
そんな思いが湧いてきて、私は呆然としました。

すると従弟は
「雨が沢山降ってきて楽しかったから、ららみちゃんを誘ったんだよ。」
と言ったのです。

その先の記憶は無いので、その後、どうなったのかは覚えていません。

 

今思うと、大人達は何故止めなかったんだろう?とか、
台風の日の下校時に、学校に傘を忘れるわけが無いんじゃない?とか、
学校に傘を取りに行く為に、私達、傘をさして歩いているんですけど?とか、

色々と、突っ込み処満載の出来事ですが
何度思い出しても笑ってしまう、私と従弟の、懐かしい思い出です。

 

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1時間30分

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