ルイ君(4年生)は広汎性発達障がいで、3年程の知的な遅れがあります。
でも、何時もニコニコしていて、とても可愛い男の子です。
そんなルイ君が、先日のレッスンの時、ピアノの手を止めて私の顔を見て、
「先生って、確か、前はカミシバイだったよね。」と言いました。
「えっ 紙芝居? 」
「うん、カミシバイだった。」
「う~ん、先生は、紙芝居だったっけ?」
私は、一度もルイ君の前で、紙芝居を読んであげたことは無かったのです。
不思議に思っていると、
「うん、髪の毛が長かったから、カミシバイだったでしょ。」とルイ君。
「あ~っ 髪の毛をしばっていたね そうだったね」
「うん、だから、カミシバイだったんだよ。」
なんだかほのぼのとした、ルイ君との会話でした