ライプツィヒ大学スポーツ科学部 適性試験 | ライプツィヒ日記

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大学生活やサッカーを中心にドイツのライプツィヒにおける日々を綴っています。

Guten Tag!
先日ライプツィヒ大学のスポーツ科学部志望者を対象とした適性試験に参加してきました。
 
結果は合格。
 
試験前はストレスに若干苛まれたりもしていたので今は無事に終わってホッとしています。
 
これであとは8月中旬に届くであろう書類選考の結果を待つのみ。
やるべきことは沢山あるのでコツコツと進めながらその時を待とうと思います。
 
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以下に今回の試験について少しまとめておきます。
 
まず基本的にドイツには大学入試というものが無く、一部の専攻を除く多くの場合は出願時に携えているAbiturという日本におけるセンター試験のようなものの成績のみで入学可否が決まります。そのためスポーツ科学部志望者に対する実技試験も日本のように二次試験において行うのではなく、今回僕が受験したような適性試験が各大学にて年に1度か2度開催されており、その試験に合格していることが書類による選考へ進むための前提条件とされています。
 
このように実施されているスポーツ科学部の適性試験へは基本的に健康診断書などの必要書類と参加費さえ用意できれば誰でも参加可能であり、また合格証明の有効期限は3年ほどに設定されていることが多いため、会場には翌年以降にAbiturの受験を控えたGymnasiumの生徒から改めて大学で学ぼうと考えている30代以上の方々まで幅広い年齢層の参加者が集まります。今回のライプツィヒ大学の適性試験にも多くの参加者が集まっており、試験のスタッフをしていた友人曰く800人以上もの参加登録があったようです。
 
続いて今回の試験内容ですが、ライプツィヒ大学における適性試験は合計10種目により構成されており、こちらの得点表(PDF)に基づき合否が判定されます。一つ一つの試験種目は準備すればできるものがほとんどで決して難易度が高いわけではないと言えますが、得点表下部の合格基準c)に記載されているように1種目でしか0点を記録してはいけないため、1度のミスにより生じてくるであろう心理的なプレッシャーが試験を難しくさせる1つの要素となってくるでしょう。実際に今回の試験においても最後の1500m走まで残ったのは半数以下だったように思えます。
 
最後に当日の流れとしましては、7:30から集合場所である大講義室にて試験の説明が始まり、そこで参加者は名前順で9つのグループに分けられます。そしてそのそれぞれが最終種目である1500m走を除いたいずれかの種目に割り当てられて試験はスタートしていきました。その後はグループ単位で順々に各種目を行っていき、日も沈みかかってきていた19:00頃に全てのグループが1500mを走り終えました。なお途中で休憩がとられることはなかったため昼食等は種目間に各々でとっていました。
 
 
もっと知りたいことや質問などがあれば追記等対応いたしますのでコメントしていただければと思います。

 

 

では今回はこの辺で。
 
Tschüss!