とりあえず前を向いてがんばるモン

暗闇の坂道を猛スピードで上ってくる自転車の女の子

自分の経験値にないもの、理解できないもの、不可思議なものに接すると人は固まる。

夜のウォーキングで　坂道を降りていた時のこと。
暗闇にライトをつけた自転車が坂をのぼってくる。尋常でない速さ。

急坂なので、ガッツある男子高校生でも坂の始まりならばともかく、上になってくると　直進はめったにしない。くねくねとハンドルを左右に振り、ジグザグであがってくるのが常。

男子高校生ほどは力のない人は　私も含めて、自転車を降りて、押してあがる。
だから、向かってくる自転車に　思考停止で凝視してしまった。



口裂け女？

半袖ブラウス・スカート・おかっぱ頭のシルエットが近づいてくる。悠々と自転車をこいで、ぐいぐい上がってくる。

そう、違和感。悠々とこいでいるから。
必死でこいでいるなら違和感は感じないと思うのよね。

私の頭に浮かんだのは、口裂け女。知ってる？
マスクをはずして『見たな〜』という姿を想像。ｗ　ちょっと心臓に悪い感じ。じわじわ汗が。笑

どんどん近づいてきて結局は・・・
そう、あなたの想像の通り、オチは「電動自転車に乗っていた」でした。ﾁｬﾝﾁｬﾝ





理由の分からない不安から逃れたい？

「なぜ猛スピードで軽々と坂を上がれる？？？」その疑問に、「おかしい、変だ、ありえない」と不安に。で、その不安から逃れるために、私が思いついた（脳も必死で考えたのか？）のが「口裂け女」？
・・・。

電動自転車だと気づいた時に、
口裂け女も怖いが、脳はやっぱり「理由がわからないこと自体が」不安で怖いのだな、と思った。（認知行動療法ネタ？　ｗ）

いえ、本当に口裂け女だったら　恐怖で腰を抜かしますけれどネ。ちなみに「口裂け女」のイラスト欲しさに楽天ブックスの本の広告を貼ろうと思ったけれど、怖くてやめました。笑


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