マクロスデルタ22話「極限 ブレイブ」
カシムさん、やはりフラグ回収していきましたね。最期は林檎畑を守って。
ハヤテに殺しをさせなかったのも、15話辺りから感じていた今回の戦争の目的(プロトカルチャーの後継者になって大銀河文明確立のために制風権拡大うんちゃら)に対する葛藤の表れでしょうか。
今回は、"風=最後の風"として、カシムさんの人生最後の飛行という意味で考察しました。
メッサー中尉もそうでしたが、最後は掉尾を飾るような飛行&戦闘をしていたので、
死ぬ間際、最後の力を振り絞って自己能力の限界を突破していたのかなと思いました。
風は予告なく吹く
歌
: ワルキューレ
作詞: 坂本真綾
作曲: 北川勝利
編曲: 北川勝利
30年に一度の星座が近づいてる
【30年の寿命が近づいているのを感じる】
眠りたくない あなたの隣で見届けるまで
歯車がゆっくりと、ゆっくりと回るのを感じる
【息子(アレク)に会うまで、まだ死にたくないけど、確実に最期は近づいている】
(Can you hear my heart?)
一年が一日が一瞬が何秒かなんて
考えたことないでしょう?
【あと何秒生きられるのだろうかと思ったとき、これまで普通に過ごしてきた時間の貴重さを改めて感じた
(または、(Can you
hear my heart?)が息子に対する問いかけだとすると、一秒も無駄にせず精一杯生きて欲しいと願う心情)】
Don’ tell me now
次の流星がいつか知りたくもない
(ねぇ 私今生きているわ)
【いつまで飛べるかなんて知りたくない。だって今この瞬間ウィンダミアの空を飛んでいるから、】
Don’ tell me now
これが最後になっても悔やみたくない
(ねぇ 私たちここにいるわ)
【これが最後でも、悔やむことなく飛びたい】
風は予告なく吹き始める
【最後の風は予告なく吹き始める】
人々の声 祈りは怒りを含んでいる
傷跡を見て 痛みは静かによみがえるから
【爆心地(9年前の独立戦争時に新統合軍の爆弾投下でできた穴)を見る度に、痛みと怒りと覚えていた】
繰り返し何回も、何回も聞いていたあの曲
(Can you hear my voice?)
遠い街 遠い夢 失くしても
【ウィンダミアを守るために空中騎士団に入り、故郷と遠く離れても、息子(アレク)のことはいつも思い出していた。本当は今年(6歳)の誕生日に林檎の苗木を送りたかった。(第18話「感覚 エマージェンス」より カシム『6つの頃初めて親父から俺だけの林檎の苗木を貰った。6年後そいつは最初の実を付けた』)】
好きだったメロディ
今だって歌えるでしょう?
【息子(アレク)の顔は今も目に焼き付いている】
Don’t let me down
私あなたを知ってる ごまかさないで
(ねぇ あなたにも聴こえるでしょう)
【ハヤテ・インメルマンのことは知っている。ウィンダミアで会った時は見逃して、空で会ったときは容赦しないと伝えた人間(第18話より「感覚 エマージェンス」より カシム『空で会えば容赦はせんぞ』)】
Don’t let me down
命賭けて奏でたい旋律がある
(ねぇ 本当はわかってるでしょう)
【戦うべき相手にも、自分が息子を守りたいのと同じく命をかけて守りたいものがあることはわかっている
(第18話「感覚 エマージェンス」より
カシム『俺も何が正しいかわからん。だが戦いを終わらせ白き翼に戻る為…いや、白い花咲く林檎畑に帰る日まで!俺は翼の騎士だからな』】
風は吹いている
【最後の風は吹いている】
Don’t let me down
今夜 星座を見つける
【今夜、自分は風になる(15話でウィンダミア人は死ぬと風になるようなことが言われていたので。第15話「決別 レゾリューション」より カシム『風の泉へ。風と共に…』ロイド『悲しい事にグラミア王は先の戦でお命を風に捧げられた』)】
Don’t tell me now
次の流星がいつか知りたくもない
(ねぇ 私今生きているわ)
【いつまで飛べるかなんて知りたくない。だって今この瞬間飛んでいるから、】
Don’t tell me now
これが最後になっても悔やみたくない
(ねぇ 私たちここにいるわ)
【これが最後でも、悔やむことなく飛びたい】
風は予告なく吹き始める
【最後の風は予告なく吹き始める】
Don’t tell me
now Don’t tell me now
Don’t tell me now
Don’t let me
down Don’t let me down
Don’t let me down
Don’t tell me
now Don’t tell me now
Don’t tell me now
Don’t let me
down Don’t let me down
Don’t let me down
【今はまだ、これで最後なことは知りたくない、、】
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2016/08/30 09:32:27
コメント
コメント一覧 (1)
夏の旅行も終わり、マクロスデルタも23話まで追いつきました。
風は予告なく吹く、初出19話のエンディングでは、ストーリー展開のターニングポイント、そしてマクロスシリーズの総括的な歌だと解釈してました。
しかし、Izmeelさんの解釈を読んで、ウインダミア人に捧げる歌だと気付きました。
この回のカシムの想いしかり、フレイアの想い、キースの想い。
ゆったりした展開からの急展開。
三雲さんの過去バレやハインツ陛下の若過ぎる老化。この辺はマクロスFに似た展開を感じます。
そして、ロイド殿下の悪堕ち。
あれは、マクロス7に出てきたプロトデビルンを思い起こされました。
プロトカルチャーの正統な後継者を自認しているロイド殿下がフロトデビルンに憑依されるたとすると皮肉な展開ですね。