もう3年も前の話になるけど

何年経ってもみにうさぎには

忘れられないことがあります



当時入院してました

同室に同年代でALSの人がいました

ベッドが向かいで離れてたのに

車椅子にいつも座ってた彼女は

みにうさぎとお話してました

この頃みにうさぎは全介助状態でした



最初のうちは声が小さいくらいだったのに

そのうち呼吸がより浅くて

バイパップを使って眠るようになって。。

みにうさぎの入院が長引くうちに

彼女の状態が。。



呼吸器つけないと決めてたから

主治医にそろそろって言われたの

聞きたくもないのに同室だと

聞こえて来ちゃうんですよね(/□≦、)エーン!!

これまで何人ものALSの患者さんと同室だったけど

年齢が近いのは初めてで。。



桜の時期に入院してたから

彼女のお友達が桜の盆栽みたいなの

お見舞いに持って来てくれたんです

それを見て今年のお花見一緒にしたね

そう彼女が言った時には

最後のお花見だと思ってたと思います



その年の年末丁度みにうさぎが再入院してた時

彼女は逝ってしまいました

亡くなる5日前にメール貰って

いつでも会いに来てと言われてました

彼女は個室へ変わったから

同じ病棟にいても会えませんでした

多分もうご家族しか会えなかったと思います

看護師さんにそのこと伝えたら

本人が良いならリハビリ行く時寄って行こうと。。

それが彼女との最後の対面になりました



お花見の季節になると

いつもこの時の光景が蘇ります

そして彼女が選んだ選択を胸に刻んで

みにうさぎは生きて行こうと

決めた瞬間でもあります



桜は綺麗だけど何か淋しいですよね〜

何故か命日も悲しいけど

お花見の時期はいろんな思い出が蘇って

どうしようもなく切ない気持ちになります





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