自分の考え方を完璧に無くす

心の学校 佐藤学長の「図解 神のメッセージ」の頁78『個体意識とは、学習して、後天的に身につけた意識のことを言う。

 

人が「自分の考え」という時の意識は、ほとんどが個体意識である。

 

全体意識とは、もともとある意識であり、真我、神、宇宙意識とも言う。

 

自分自身の考え方が完璧になくなった時に、全体意識になるのである。

 

個体意識は、ちょうど、ガラス玉に自分の空気を入れている状態である。

 

しかし、ガラス玉は、他のガラス玉とぶつかると割れてしまう。

 

そして、死んで生まれ変わることでもある。

 

しかし、ガラス玉を自ら割って、全体の空気と調和することもできる。

 

それが、生きているうちに生まれ変わるということだ。

 

固定観念や思い込みを総て切った時から、無限の人生が始まるのだ。』とある。

 

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全体意識とは、もともとある意識であり、真我、神、宇宙意識とも言って、自分自身の考え方が完璧になくなった時に、全体意識になるのだね。

 

例えば、電車の座席に座っていた時に、目の前に自分より高齢の方が立っていた場合、個体意識からだと、お年寄りには座席を譲らなければと思い、座席を譲る。

 

そのお年寄りが断ったりすると、せっかく譲ったのにどうしてなのかと、お年寄りを責める気持ちになったりして、何をやっているのかという状況に陥る。

 

それに対して、全体意識であれば、パッと譲って、断られたら、そうですかと言って、ただそれだけで、後に引きずることはない。

 

電車の座席を譲ることに拘りがないので、自然に自由に対応できるのだね。

 

心の中の想念や妄想を静めて、心を澄み切った状態にすることで、常に豊かな自分できることができる。

 

その結果として、一瞬、一瞬の判断が適切なものになる。

 

これは、価値観に縛られた硬直的な判断とは異なり、真逆のものだね。

 

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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