組紐です
以前までは多分組紐教室に誘われてもピンとこなかったんだろうなぁ〜
こちらの映画「君の名は」を観てから、グンっと組紐づくりにも興味をもちました!
映画館へは2回、
DVDレンタル1回、
やっぱりその後もまだ観たい…!!
と思い、結局購入に至りましたわ
賛否両論あるけども、私はとっても好きな映画♡
おばあちゃんの「結(むすび)」についてのセリフが何回聞いても考えさせられます。
ちなみにこちらの組紐教室は
和裁教室のメンバーさんが通っており、お誘い頂き今回から行ってまいりました♪
前々から誘ってもらってたのですが、なかなか予定が合わずでやっと行けましたー
さりげにポツリポツリと発さられる言葉が本当に名言の数々で…
すごくすごく響きました!
うぉ〜、メモりたいぃ!!と何度も疼いたほど!
組紐ってね、
いきなり編んでいくのではなくその前の準備にも手がかかります。
今日は4時間ほどかけて糸の手当てをしていきました。
編むまでに細い束を24本、
それを1束1束、丁寧に糸を伸ばしていき
3束づつ玉にまいていく作業。
絡まないように丁寧に丁寧に…
って気をつけていても絡むんですよね( ̄▽ ̄)
そこでも大先生が
「紐のご機嫌をとっていくんよ」
「とても根気のいる作業だからね、焦らず丁寧に」
その言い方や雰囲気が本当に優しくて、スーっと身体に染み渡る感覚。
紐を触りながら
紐の声を感じるように…
意識を通すように…
やってみると
あぁ、これって身体や細胞を扱う感覚と似ているなぁと思いましたね。
紐のご機嫌を損ねてしまうとあとあと大変な事になるそうですから…(⌒-⌒; )
他の編み込んでる方が
「わからないー!できないー!!」
と言っていても、
「大丈夫!絶対できるからね」
「競争じゃないからね、遅くてもできたらいいんだよ♪」
「私苦手で向いてないー!」
と言われていても
「できることをやるよりも、できないことができるようになるからいいんじゃないかぃ」
な〜んて大先生の言葉を横で聞きながら、
胸がジワジワリ♪
なんだか優しい気持ちになってきました(^ ^)
組紐の紐のは絡んでも切ったり捨てたりはしないそうです。
絡んだままにしておくと他も大変な事になるので、その場で丁寧に丁寧にほどいていきます。
むやみに引っ張るのもダメ。
前までの私だったらムキーー!!!
と紐の扱いにイライラしてしまいそうでしたが、この手間暇かけた作業がなんだかとてもゆったりしたなんともいえない時間の流れに感じました。
何かに追われたり、
せかせかして1日1日があっという間に過ごす現代の日本人にはすごくいいのではないか…?
紐を伸ばした後の玉への結び方が難しくて、何回聞いてもなかなか覚えられなかったのですが
大先生も、和裁の先生も何度も丁寧に教えてくださりなんだか身も心も緩む空間でした
そうそう!
来るなり大先生が焼き芋あるからね〜
と出迎えてくれるほどでしたからね
着付け、和裁、組紐…と、
月に1.2回程度ではありますが、大先生のように何年、何十年と、今後もコツコツと続けていきたいと思います