「淫らな病院」
 
                                赤星直也:作

第13話 典子の頼み


 未姫が指を膣に入れて動かし出すと直子は「いいわ、もっとして!」淫汁を流し声を
上げ出す。
(こんなに濡らすなんて…)指がビッショリ濡れているが、なおも動かし続けると「行
く、行く~!」叫ぶと動きが停まった。

 「婦長、行ったみたいよ。次は私の番ね!」順が決まっているのか、服を脱ぎだし、
全裸になると抱きついてきた。
「先生。私ともエッチして…」乳房を吸いながら、淫裂を撫でだし、未姫も同じように
淫裂を撫でていく。
その後、シックスナインの体位になって淫裂を愛撫しあう。

 こうして、看護婦の皆の相手をしたが(オッパイが痛い。それに膣も痛い…)指で掻
き回されたから当然だ。
「先生、楽しかったわ。また、させてよ!」看護婦達は、服を着ると未姫の服を持った。

「後は私がやるからいいわよ」看護婦を帰すと「先生、これからが本番よ、行きましょ
う!」未姫を起こした。
「行くなら待って。服を着ないと…」見回すが服など無い。

 「無いわ。服がない!」
「先生。そんなに慌てなくていいわよ。服なら、仮眠室に届けてあるから」
「どうして、そんな事をしたのよ。裸で行けとでもいうの?」
「そうよ。先生は、男とオ○ンコした罰として、今からヌードで戻るの」

 「やめて。そんな事したら、ここにいられなくなってしまう…」
「見つからなければ大丈夫よ。それとも、朝まで素っ裸でここにいるの?」直子の言う
通りで、全裸のままで戻るしかない。
「わかりました。ヌードで行きます…」泣き声で返事をして、ドアを開け廊下に出た。

 廊下は、常夜灯が灯されるだけで薄暗い。
その中を、全裸の未姫が乳房を揺らせ、淫裂を晒したまま歩いて行くと、静まり返った
廊下に「コツ、コツ!」靴音が響いていく。
(誰にも、会いませんように…)祈りながら歩いて行くと「ゴホ、ゴホ!」入院患者の
咳が聞こえた。

 (起きられたら困る…)歩く速度が速まり、乳房の揺れも激しくなっている。
未姫は、そんな事を気にする事なく、ひたすら早足で歩いて、夜間診察室目指していく。
「もうすぐよ、もうすぐだ…」灯りの点いた診察室が見えており、その向かいが仮眠室
になっている。

 (誰も、いないみたいね…)中をそっと覗き込み、入って行くと「先生、素っ裸なん
だ!」典子が声を上げた。
(仕方ないでしょう。服を持って行かれたし…)直子が言った言葉に、診察室の中を見
渡すが、脱いだ服は見当たらない。

 「典子さん。私の服、どこにあるか知らない?」
「知るわけないわよ。脱いだ所にあるはずよ」
「直子さんが、ここにあると言っていたけど…」
「そんなはずないわ。私、ずっとここにいたのよ」

 「それじゃ、私の服はどこにあるのよ」
「私に聞かれても、困るわよ」
(騙された。直子さんに騙された!)未姫は体が震えだした。

 「先生。服がないなら困るわよね?」
「勿論よ。診察も出来ないし…」
「それなら捜してあげる。でも、頼みを聞いて欲しいの」
「どんな、頼み事なの?」

 「今度の寮祭なんだけど、先生にはヌードダンスをして欲しいの」典子の言葉に「出
来ないわ、ヌードダンスなんて出来ない…」首を振って拒んだ。
「頼みを聞いてくれないなら、私だって、頼まれないからね!」

 「そんな、冷たい事言わないで。お願い、典子さん!」
「やると言うまでは、絶対にダメよ」典子がガンと受けないからには、全裸のままで病
院の中を歩くしかない。
(これ以上、裸でいるわけには行かないし…)

 「わかったわ。ヌードダンスをやるわ。だから、服を捜してきて!」
「約束よ。もしやらなかったら、先生の写真を配るからね」
「そんな事やめて。約束するから」
「そこまで言うなら、信用する」典子は出て行き、未姫だけが残された。

 「直子さん、一体どういうつもりかしら。私に、こんな事をさせるなんて」ベッドの
シーツを剥がして、体に巻き付けて典子を待った。
それから10分ほどして「先生、ないわよ。だから、これを持ってきた!」抱えてきた
布地を並べると、見るなり「どうして、こんなのが…」驚きの声を上げた。

 「サンプルなの。業者が時々持ってくるの。ないよりは、ましでしょう?」
「そうよね。いつまでも、ヌードではいられないし…」並べられた布地から下着をを拾
い上げて身に着けていくと、乳房が飛びだし、股間は丸出しになっていた。

 それでも、ないよりはましと考え、その上からズボンと上着を着ていくと、今までと
同じになった。
「これで、いいでしょう?」
「いいわよ。これなら、人前に出てもおかしくないし」2人は夜間診察室で、待機した。

 翌朝、未姫は直子を捜していた。
「一体、どこにいるのかしら。あんな嘘言って」まだ、怒りが治まってない。
そんな事となど、気にする様子はなく「朝倉先生、昨日は良かったわよ!」直子が声を
掛ける。

 「直子さん。私の服、どこにあるのよ!」
「そうだった、ご免なさい。ロッカーに入れて置いたわ。後で間違ったと、言おうと思
っていたの」
「困るわよ。おかげで苦労したのよ」

 「ご免なさい。この通りよ」直子は頭を下げ「これから行きましょう!」2人は更衣
室に入った。
「ほら、これがパンティよ」取りだしたパンティを広げてみせる。

 「そんな事しなくていいわ。あるのがわかればいいのよ」未姫は白衣を脱ぎ下着姿に
なった。
「先生、それ、似合うわよ。そのままでもいいのに…」
「そうは行かないわ。これじゃ、着ないと同じよ!」役目のしない下着を脱ぎ、全裸に
なると、自分の下着を着け、白衣も着て元通りになった。

 「これで、いいわ。後は引き継がないと」内科の診察室に向かい、内藤と引継ぎ、ま
た着替えをしてから寮へと向かった。
寮に戻った未姫はシャワーを浴び、身体を洗っていたが「先生、いる~!」声を上げて
典子が入ってきた。

 「あら、シャワーなんだ。私も浴びさせて!」勝手に服を脱ぎ、全裸になると入って
きた。
「こんな所じゃ、狭くて2人は無理よ!」

 「そうでもないわ。こうやれば、平気よ!」身体を押し付けて来た。
(イヤだわ。また、相手させる気だ!)典子の太股が未姫の淫裂を擦るが、逃れたいが
狭いから、逃げ場はない。

 未姫はとっさに「何か、用事があったんでしょう?」問いただした。
「そうそう。例のダンスよ、これから練習よ!」
(そうだった。ヌードでやると約束したんだ!)軽率に言ったが、今となっては悔やま
れる。

 「典子さん。他のでは、ダメかしら?」
「そうね。ストリップとか、オナニーならいいわ」
「そんなのイヤよ。恥ずかしく、てできない!」

 「だから、ヌードダンスよ。これなら、イヤらしくないし。体を拭いたら練習よ」典
子は外に出て、濡れた体を拭いていく。
(どうしても、やらせる気だわ。やりたくないけど、写真が…)未姫も外に出て濡れた
体を拭いた。

 「先生。この曲がいいと思うんだけど…」典子は音楽を流すと「私のようにやるのよ」
身体をくねらせ、手足を動かし出した。
(イヤらしいわ。性器が丸見えじゃないのよ)典子は全裸のままで踊っているから、淫
裂が開いて、肉襞が覗き、乳房も円を描くように揺れている。

 (私も、あんな事をするんだ…)未姫も全裸のまま、典子に合わせて体を動かし出す
と、乳房が揺れていく。
「先生、上手よ。もっと腰を振って!」
「無理よ。そんなにできない…」

 「できるわよ。こうされたら、動くはずよ!」典子は手を伸ばして淫裂を触り出す。
「ダメ。今は練習でしょう!」腰が動いた。
「ほら、できたでしょう。そう言う具合にやればいいの」また手を伸ばして、淫裂を触
ろうとする。

 (そうは行かないわ。散々、やられたから、触らせないわよ!)典子の手から逃れよ
うと腰が動いている。
「センスあるわよ、それでいいの。手もこうやって!」手を伸ばして乳房を撫でていく。
(恥ずかしいわ。まるで、オナニーしてるみたいで…)言われるまま踊っていくと、音
楽が停まった。

 「どう、簡単でしょう?」息を弾ませながら尋ねるが「無理よ、私には出来そうもな
いみたい…」逃れようとしている。
「そんな事ないわ。センスあるから大丈夫よ」
(でも、ヌードよ。人前で、あんな恥ずかしい踊りなんて、したくないし…)それには、
項垂れて黙り込んでしまった。

 「わかった。1人では恥ずかしいんだ。それだったら、私も一緒にヌードで踊っても
いいわよ!」
「典子さんも、ヌードになってくれるの?」
「先生次第だけど。もし、頼みを聞いてくれたらの話だけど…」

 「どんな、頼みなの?」
「私の弟が、女のヌードを描きたがってるの。だから、先生にヌードモデルをやって欲
しいの」それには即座に「出来ない。男の前でヌードにはなれない…」口を震わせて拒
んだ。

 「だったら、先生1人でやって。皆は服を着てるけど、1人だけのフルヌードは恥ず
かしいわよ。1回私もやらされたけど、足がすくんで踊れなかった!」
(その通りだわ。私だけがフルヌードは恥ずかしい…。でも、男の前でヌードになるの
もイヤだし…)考え込んでから「やるわ。弟さのヌードモデルをやるから、一緒にヌー
ドダンスをやって!」

 「モデルをやってくれるんだ。それなら、私も一緒にやるわよ」
「この事は誰にも言わないで。それに、写真も絶対撮らないで」
「わかっている。これは弟の教育なんだから」典子は笑顔になっているが(どっちもや
りたくないのに…)スッキリしない未姫だ。

 そんな未姫だが、休日になると典子と一緒に寮から出て行く。
2人はバスに乗って、住宅街まで来た。
「もうすぐよ」その言葉通りに、バスが停まると降り、暫く歩くとアパートらしい建物
がある。

 その建物に入ると「ここよ!」ドアをノックした。
すると、ドアが開いて、まだ若い男が顔を出し「何だ、姉さんか。入って!」2人は中
に入った。
「なんだ、姉さんかはないわよ。頼みを聞いてあげようと来たのに…」

 「本当に、いいの?」
「いいわよ。但し、私じゃないの、こちらよ」
「姉さんより綺麗じゃないか。それに、スタイルもいいよ」目を輝かせて未姫を見つめ
る。

 「あら、気に入ったようね。早速だけどお願いします」
「わかりました…」未姫は、2人が見つめる前で服を脱ぎだした。
シャツ、スカートも脱ぎ、下着も脱いで全裸になると、両手を後ろで組んで、乳房と淫
裂を露わにした。

 「これがオ○ンコか…」初めて見る、大人の淫裂に男の身体が震えている。
「よく見るのよ。ここに、入れるの」典子は淫裂を広げて中を見せた。
(やめて、そんな事しなくていい…)顔を背けて、未姫も体を震わせ出した。

 「ここに、チンポが入るんだ…」ポッカリと空いた空間に指を入れた。
「イヤ、指はイヤ!」その手を振り払った。
「ご免なさい。初めてだから興奮して。オッパイなら、いいよね?」今度は両乳房を撫
でていく。

 「あれ。コリコリしてるよ!」掌が乳首に当たり、指先で摘んだ。
「ん~!」敏感な乳首が掴まれ、無意識に声が出て(やめて、そこは触っちゃダメ…)
唇がパクパク動いていく。

 「ねえ。そんな事より、準備はいいの?」
「いいよ。ここに座って、手をここに…」未姫にポーズを取らせていくが(性器が丸見
えになってる…)角度からして、想像が付き「配置がおかしいわね…」典子が尋ねた。

 「そうなんだ。そこに、姉さんが立って欲しいんだ!」
「姉弟よ。私のヌードじゃ、何ともないわよ」
「そうかな。2人が抱き合うのもいいと思うけど…」抱き合うと聞いて、典子も「仕方
ないわね。これはエッチじゃないよ。芸術だからね」服を脱ぎだした。

 (脱がなくていいわ。散々やったから、もう、したくないのよ)眉間に皺を寄せてい
る中、典子も全裸になって乳房と淫裂を露わにした。
「姉さんのは小さいけど、形いいよ」乳房を撫でながら褒めた。

 「褒めるのはいいけど、触っちゃダメ。恥ずかしいのを、我慢してやってるのよ」
「わかってるよ。姉さんはこうやって…」未姫の乳房を下から持ち上げさせた。
「顔はここに」腹部に顔を押し付ける。
「これならいいや。暫くそのままだよ」そう言うと、真っ白な紙に描き出した。

 2人は指示されたポーズを取っているが、いつしか典子の手が動いて未姫の乳房を揉
みだす。
(やめて、見られているわよ!)恥ずかしくて顔を背けると「動いちゃダメ!」当然、
大きな声が上がる。
(仕方ないわよ。あなたの姉さんが変な事するんだし…)言いたいが、黙ってポーズを
取った。

 2人は、1時間程抱き合ったが「もういいよ」どうやら、デッサンが終わったようだ。
「できたよ、見て!」デッサンを見せると、意外に、まともに描かれている。
「あんた、やっぱり才能あるわ。姉さんのヌード良かった?」

 「姉さんより、この人が良かった。出来たら抜かせて…」
「抜くって、オナニーなの?」
「そう。オ○ンコ見ながら、やりたくなっちゃった!」
「仕方ないわね。見ながらやってもいいわよ!」勝手に典子が言うと、ズボンを引き下
げて肉竿を擦りだす。

 (やめてよ。オナニーなんて不潔よ…)未姫は顔を逸らせが「どうせなら、やって欲
しいよ」肉竿を掴まされた。
「仕方ないわね。聞いたでしょう。この借りは必ず返すから」典子は両手を擦り合わせ、
未姫に頼んでいる。

 (イヤだけど、ダンスを一緒にやって欲しいし…)未姫はそそり立つ肉竿を掴み擦り
だした。
(熱い。オチンチンが熱い…)握りしめた肉竿の熱さを感じながら、擦っていくと白い
液体が、股間に飛びかかり「いやよ、射精なんてイヤ!」慌てて、液体を拭いた。