またね からの続き
通学途中のゲリラ面会交流で、2年ぶりに直接顔を見て話すことができた息子カイト。
10分だけ車内で話し、駅で見送った後、僕はカイトと約束したゲームを○ドバシで買い、意気揚々と仕事に向かいました。
本当にやっと会えて、普通に話せて、良かった・・・。
たったの10分だけど、本当に久しぶりに晴れやかな気持ちになれました。
しかし、そうしてささやかな喜びをかみしめながら仕事をしていた僕のところに、午後になって弁護士先生から連絡が。
「Dragonさん、今、ユリさんの方から私に電話がありました。今朝Dragonさんがカイトくんを突然訪問した件について・・・」
ああ~。
カイトが言ったのか・・・?
まあ、仕方ない。
もし僕が来たら、すぐに教えるようにユリからキツくキツく言われているんだろう・・・。
「お話では、朝学校で子供たちが騒いでいて、先生が騒ぎを確認したら、Dragonさんが朝電車にいたことをカイトくんが話したということで、ユリさんに学校から連絡が入ったそうです」
うん?
それじゃ、ユリにカイトが直接話したわけじゃないのかな?
「それで、間接強制をちゃんとやっているのに、突然会いに来るとは裁判所の命令違反だ、と言って怒っていました。間接強制の意味がわかっておられないようです・・・」
みなさんも混乱するかと思いますので言っておきますと、間接強制っていうのは、元々の決定(子供をちゃんと面会させなさい)があって、それを「守らないと罰金取りますよ。ちゃんとやりなさい」という意味で制裁金が課せられるものです。
「月3万(決められた制裁金の額)払ったら、もうお子さんを父親に会わせる必要はありませんよ」
と裁判所が決定したわけじゃない。
会わせなさい、でも会わせないなら罰金ですよ、ってこと。
お金払ったら会わせなくていいなんて、どこにも書いてない。
どんだけ理解力が低いの?
っていうか、いくら説明したところで、もうそう思い込んでいる人が、決定に従って面接なんかするわけ絶対ないんですよ。ビックリするけど。
「とにかく私からは、弁護士としては何もお答えすることはありません、とお伝えしておきました。今後、そちらにもご本人から直接ご連絡が行くと思います。よろしくお願いいたします」
わかりました。いろいろご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。
とりあえず僕もそう言って、弁護士先生との電話を切りました。
多分、キチ○イみたいな勢いで電話していったんだろうな。
先生、すいません・・・。
とにかく、これからまた、すごいメールが僕にもユリから送られてくるんだろうなぁ・・・。
来た・・・。
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