の続きです☆
薪ストーブ付きのおうちを引き寄せた話ですが、
大学の恩師が仕事の都合で住めなくなったから無料で貸してくれる、ということになったのです！
薪ストーブ付きの戸建ての家だった
家賃タダですよ！シングルマザーにはどれだけありがたかったか…
家も、保育園もステキすぎてびっくりしました。
森の中の別荘地でしたが、保育園まで車で20分。
わたしも職業訓練が決まり、（雇用手当の給付金がもらえた）
4月から新しい生活に胸を躍らせていました。
それが…引っ越しの直前に311が起こり、原発事故で移住予定の場所がホットスポットに。
それでもあきらめきれなくて、問題ないだろうとたかをくくって、
3月末に引っ越して保育園に通わせました。
近所に美味しいパン屋さんがあればウキウキと喜んで通い、
ガーデニングをウキウキと楽しんでいた。
でも徐々に被爆の恐怖を感じ始めて…（あとから知識がついてきた）
6月ごろからは結局そのお家には帰れずに毎日車で1時間運転して実家に…
（実家の方が汚染が少なかった。ガイガーカウンターを買ったｗ）
決め手になったのは住んでいたその家の軒下の放射線量がかなり高いことを知ったとき…
（測った）
そして、森の中の別荘地だったんですが、森とか自然が多いところほど、
放射性物質が流れにくいという事実を知ったこと。。。
今思えば原発事故直後、職業訓練で一緒の人たちがみんなして原因不明に体調を悪くしたり、娘がいきなり湿疹が出始めたりしていました。。。
子どもたちが通っていた保育園は本当に素晴らしくて、
わたしはとても感謝していた。
そこの先生は毎朝ガイガーカウンターで放射線量を測り、
毎日園内を雑巾がけして、
子どもたちを園の外に出さないようにしていました。
保育園では外遊びができない環境が半年続きました。
南信州では遊んでます♪
結局運命の8月22日、南信州での某社での事業研修をきっかけに、
夫とも出会い、南信州に移住しました。
研修の間子どもたちを連れてきて、南信州の保育園に通わせていました。
1週間の研修が終わった後の土曜日、子どもたちが河原で石を投げて、
楽しそうにしているのを見て…
住んでいた場所では、子どもが石を拾うと「触っちゃダメ！！」って言っていたことを思い出しました。
ああ、子どもが自然の中でイキイキ育って、健康でいられること以上に大事なことってないよなぁと思いました。
薪ストーブのお家も、わたしがやりたかった教育もこの時あきらめたんです。
離婚してたくさん手放して、もう一度人生を立て直したと思ったのにこれか…
そんな絶望もありました。
でも南信州への移住はあれよあれよと決まって、
まさに導かれたんだなぁと思いました。
激戦だった県営住宅が当選したのが決め手でした。
そこのベランダから信州の山々を眺めて生活していました。
とても好きでした。
南信州に移住した2年半後、再婚してもっと広くて夫の職場に近い街に引っ越して。
初期ブログにだけちょっと出てくるこちらのおうちは、
大家さんと折り合いが悪すぎて1年で引っ越し（笑）
そして今に至ります。
そうして今！！
理想的な家族環境を手に入れたら、理想だった（でも忘れかけていた）
薪ストーブ付きのログハウスが飛び込んできたのです！
築10年の中古ですが、天然素材の家は古くなるほどに味わいを増す。
イギリスでそれを学びました。
イギリスでは石壁の家が築100年でも新しいと言われるのだと。
そして実際、古い建物の方が美しい
イギリスでは古く大切にされてきたものほど高価になりますが、
日本では、住宅の価格は古いほどに下がる…
お陰で安く買えました（ ＾ω＾）・・・
今住んでいる方（売主さん）は、家族が単身赴任でバラバラになったから一緒に住むようにしたいのだそうです。
庭も間取りも十分広く、わたしとしては申し分なしです。
今の家は利便性が最高で、そこまで不満もなかったのですが、
窓から向かいのお家と電線しか見えないようなところで、
もう少し景観のいいところに住みたいなぁと思っていました。
せっかくの南信州の美しい山並みが見えないなぁと。
とはいえ、家族の通勤や通学を考えるとそんなに山間とか中心地から外れたところには住めない。
そういう意味でも、すごくいい立地です！
高台にあるから遠くに山並みが見える！！
子どもは転校が必要になるし、
夫の職場も徒歩圏内とは行きませんが、
車で10分とかからない場所です。
夫も、エリア的に割と気に入ってくれて、
わたしがずーーーーっと、
「ログハウスに住みたい」と言っていたのを知っているから、
「いいところ見つかったね！」と喜んでくれています。
星空もきっともっときれいです。今の所より。
何よりずっとお家にいるわたしは、すごくハッピーです！！
春にお引越し予定なので、
今度はブログにログハウス暮らしのこともちょいちょい綴るかもです(￣▽￣)♡
この家をみつけた経緯とかもまた書きますね！
それにしても原発事故であきらめたあの経験も、
元夫に借金を負わせるだけになってしまった過去のマイホーム建設も、
かなり苦い思い出で、
わたしの中にはどうも、
家を手に入れるとそのあと大変なことが起こる
みたいな恐怖があるようです。
今みつけた家も、購入の段取りや引っ越しをしながら、
その恐怖やおかしな価値観の手放しをしていく必要がありそうです。
でも、怖れを感じたことや、傷ついた体験というのは、
その体験を超える幸せを手に入れたときに本当の意味で癒されるのだと思っています。
パートナーシップに失敗したら、よりいいパートナーと出会うことで。
お家も過去に住んだどの家よりも自分の理想に一致したところに住む。
逃げるのではなく、いつだって向き合い続ける。
そして、自分の上物ではない、本質の願いをまずはかなえる。
ステキなパートナ、家族、やりがいのある仕事…
そんなライフスタイルを手に入れてから、
それに合う環境を選んでいくのがいいのではないかと思います。
この先またライフスタイルが変わるかもしれないし、
どうなるかもわかりませんが、
いきなり理想的な形で忘れかけていた薪ストーブ付きのログハウスが現れた。
土地やおうちはちょいちょい探していましたが、
ログハウスの物件ってなかなか出てこないのです。
それが出てきた。
宇宙からギフトをもらった気分です(*^^*)
準備、段取り、これから進めていきます✨
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