熱が下がったベトナム最後の夜、 それまで昏睡状態だったところからいきなり頭が冴えたと思ったら、 夫の些細なことに過剰に腹が立ったり、 あたしはやっぱりベトナムが大嫌いだ!とか思って頭がギンギンに冴えてしまって、なんと日が昇るまで眠れなくなった。 そうしていくなかで、「感覚」や「感情」が消えていく経験をした。 なんで彼を愛していたのかがわからない。 今までなんであんなに占星術を頑張っていたのかわからない。 海王星に飛んだ時に言われた、「形あるものはここには持ってこられない。知恵と伝えたことはいつまでも残る」という言葉が最後に頭をぐるぐるした。 第3の目が過剰に開いて、ずっと光の渦が見える。 ブルーだったけど、最後の方はエメラルドグリーンだった。 麻痺した感覚は、生きることになんの意味も見出せなくする。 覚醒じゃない。 開き過ぎるのは麻痺だ。 感覚は大切なんだ。 どんなにアロマを塗っても香りを感じない。 生きていることを確認したくて寝ている夫に触れてみる。 その日は3時間しか寝れずに朝食をとり、ビーチへ行き、帰国の途へ。 移動中も覚醒して眠れない。 ずっと眉間の奥がビリビリした。 そうして、日本に帰ってきました。 やはり家はいい。 ここからまた、感覚を取り返します。 ほぼ戻ってはいるけれど、きっとすごく変わったんだろう。 帰りの飛行機から見えた月はもう2割くらい欠けていた。 全くすごい「蟹座の月」のリセット力だったよ。 ※写真はかわいいから使っただけ

海部 舞さん(@mai.kaibe)がシェアした投稿 -