今回ご紹介させていただきますのは、明洞にある新世界百貨店にほど近い場所にたつデザイナーズホテル、ゴールデンチューリップ・エムホテルソウル明洞です。一昔前の韓国ソウルだと、ホテルといっても、二極化が進んでいて、王道の5つ星ホテルのような高級ホテルを選ぶか、それとも格安のレジデンス系か元ラブホテル系のホテルを選ぶかの二択でした。
ところが、訪韓旅行客の増加に伴い、次第にソウルでも新しい形のホテルが生まれているのですが、その中でも注目されるのがデザイナーズホテル。5つ星ホテルまではいかないものの十分に清潔で快適な環境を提供しつつ、お値段はレジデンス系ホテルのような1万円前後の値段。さらにファッション性、デザイン性が加味された「おしゃれな」ホテルが生まれています。
ゴールデンチューリップホテルとは?
ゴールデンチューリップMホテルソウル明洞は、世界に展開するゴールデンチューリップグループのホテルです。日本にはまだ進出していないホテルのため知名度や馴染みはあまりないホテルですが、全世界で見ると、45カ国に240以上のホテルを要する巨大ホテルチェーンです。
チューリップという名前から連想されますが、1960年代初頭に(チューリップで有名な国)オランダで第1号のホテルをオープンしてからというもの、ヨーロッパやアジアでの拡大を続けるホテルでして、シンプルながら快適で洗練された空間をモットーとしたホテル展開をされています。
そんなゴールデンチューリップMホテルソウル明洞に今回滞在してきました。
ゴールデンチューリップMホテルソウル明洞に宿泊
場所は、明洞エリアにある新世界百貨店やロッテ百貨店、明洞ショッピングエリアからも徒歩圏に位置しています。最寄駅は、フェヒョン(会賢)駅が一番近いですが、乙支路入口駅や明洞駅からも歩けない距離ではありません。
エントラスに入ると、巨大なLINEキャラクター、ブラウンのぬいぐるみがフロントに飾られていました。タイアップのLINEフレンズルームをキャンペーンとして展開していた時期だったので、こんな飾りがあったのだと思います。
ゴールデンチューリップMホテルは、一泊あたり1万円前後の値段で泊まれるホテルですが、非常に広々とした贅沢な空間があり、ビジネスホテルのような小規模ホテルではない開放感があります。特にロビー周辺は、非常に開けています。
さらに、ロビー部分には無料でパソコンが使える場所があり、中国語設定のパソコン、日本語設定のパソコンが1台ずつ置いてありました。パソコンで何か検索したい、という時にはとても便利なサービスだと思いました。
ゴールデンチューリップMソウルのお部屋は?
チェックインを済ませていざホテルの部屋へ向かいます。そして部屋を開けるなりまぁ驚かされました。そのデザイン性がなんともアダルト。笑。
ドアを開けた瞬間に僕の目に飛び込んできた光景がこちらです。
目の前にお風呂があり、その奥に低層のローベッドが2つあります。この浴槽ですが、ベッド部分との仕切りなどはまるでありません。でも、ここで体を洗わないといけないわけではなく、あくまでこれはムード作りのようなものなんでしょうか。。^^; 体を洗ったりする場所やシャワーブースは別にあり、ここはあくまで体を浴槽に浸かるだけのスペースになります。
でも、これは決して悪口でもなんでもなく、むしろ、すごくテンションが上がったんです。この手のちょっと凝った設計のホテルは、アジアのリゾートホテルにこそありますが、なかなかシティホテルでは見かけないスタイルだと思うのです。そういう意味で、あっ得したなと。
そして、こちらがシャワーブース。
天井からのシャワーと通常のノズル型のシャワーの2種類があります。水圧もまったく問題ありませんでした。そして、お手洗いですが、ここは、シャワーブースとも浴槽とも完全に仕切られており、ウォシュレット完備。いいですね^^ トイレと浴槽部分が仕切りないホテルは結構たくさんあるので、このくらいのお値段でこの設計は非常に好感が持てました。
そしてお部屋部分は、というと。
バスローブが2名分付いていて、この辺りも快適です。
気になるコンセントは、というと、ここは少々残念な部分があり、韓国式のコンセントが中心で、海外仕様、USB対応のコンセントプラグなどは限定的でした。ちょっと残念です。
そしてベッドの寝心地は、というと、これはまぁいたって普通で、可もなく不可もなくでした。笑。
僕が今まで宿まったソウルのホテルを、値段や快適さ、立地などで鑑みた際にランクづけをするとなると、実はこのゴールデンチューリップMホテルが、No.1だなと感じました。
最寄駅からも歩ける立地。トイレとシャワーブースが仕切りで別仕様。さらに浴槽も別にあり。スリッパやバスローブも用意され、フロントには無料の日本語設定のPCも完備。ホテルライフを楽しむスタイルではなく、一定の快適ささえあればよし、と考えるホテル選びの場合なら、間違いなく1位に感じました。ちなみに、僕の中での2位は、新羅ステイホテル光化門です。
知名度がまだあまり高くない分、狙い目、穴場のホテルだと思います。ゴールデンチューリップMホテルソウル明洞、なかなかのおすすめホテルです^^
- おすすめ度
一言レビュー
好き嫌いが分かれるかもですが、個人的にはまた泊まりたいホテル