オーク銀座レディースクリニック 太田岳晴医師のお話
2017年1月発行『i-wish ママになりたい 男性不妊』

 

オーク銀座レディースクリニック
太田岳晴医師

 

 もともと大阪のクリニックに関東から通ってくる患者さんが複数いらっしゃいました。そういう方を中心に「関東に開院してほしい」という要望を多くいただいていました。

 やはり、関東から大阪へ通院するのはたいへんですからね。そこで東京開院を目指し、場所さがしからスタートしました。

 

 最初は銀座以外の場所でも検討していましたが、安全面や利便性、また自家発電装置を備えているなどの条件が整った建物は、ここ銀座のOkura House だけでした。レディースクリニックを運営するにあたっては、目に見えない安全についても考えないといけません。その最たるものが災害対策です。このOkura Houseは、 凍結卵子や凍結胚などはもちろん、インキュベータにある卵子や胚の安全を確保するのに適しています。

 また、このビルは週末や祝日でも平日と同じように出入り可能です。休日はいちいちカギを開けて入るといったビルも少なくありません。そのような手間を患者さんにかけないようにとこのビルを選びました。

 

 大阪と同様に銀座も初診まで何カ月待ちということはなく、治療を受けたいと思ったときにすぐに受けられます。 

 料金も他院よりリーズナブルです。不妊治療は「料金が高いから結果が出やすい」ということはまったくありません。実際、患者さんも他院より負担が少ないとおっしゃいます。年齢制限もないので、現在、治療に行き詰まっていて、治療を止めようかと悩んでいる方はぜひ来てほしいですね。 

 「体外受精を3回して妊娠しなかったらもう終わり」とおっしゃる方もいますが、そんなことはありません。間違った情報を鵜呑みにしてダメだと諦めたりせず、悔いのないよう最後まで頑張ってほしいと思います。

 

 月・水・金曜日は19時まで受付しており、祝日も診療しています。今のところ日曜日は不定期ですが、患者さんが増えたら日曜日も毎週診療する予定です。

 もともと大阪に通っていた患者さんと、他院から転院されてくる患者さんが大半です。他院から転院してくる方は、ご自分でいろいろなことを調べて、不妊治療に対する知識を得てくる方が多いですね。治療では体外受精と卵子凍結を希望する方が目立ちます。

 

 東京はほかの地域と比べると自然周期での治療を希望される方が多いです。なるべく薬で刺激をせずに卵を採りたいとおっしゃいます。ですが、薬を使って刺激をしたほうが卵は採れるのです。

  もちろん、刺激をしても卵が育たない方はいるので、その場合は薬を使わず自然で行なうべきですが、刺激をしたほうがいい方もいらっしゃいます。 

 薬で刺激をすると、からだに負担がかかると心配する方が多いのですが、影響があったとしても少しお腹が張るくらいで問題はありません。

 

 当院では「テーラーメイド」といって、患者さんお一人おひとりに合わせた治療をしています。患者さんのご要望を聞き、患者さんと会話をしながら共に治療プランを作り上げていくのです。 

 なかにはドクターには話しにくいという方もいますが、当院にはコーディネーターも在籍しているので、ご要望や疑問、不満などをコーディネーターに伝えてくださっても結構です。コーディネーターとはメールや電話でやりとりできるようになっています。 

 何よりも患者さんのご要望を聞き、患者さんのご希望に沿って治療をしていきたいと思っているので、遠慮なくお話してくださいね。 今、治療をしているのに結果が出ないと悩んでいる方はぜひ一度お越しください。

 

オーク銀座レディースクリニック 太田岳晴医師のお話
2017年1月発行『i-wish ママになりたい 男性不妊

 

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