激走! みちのく日本海 2017 ~男鹿半島編 #2 ~
ゴジラ岩を諦めて、寒風山からショートカットした八望台...
「戸賀湾 ・ 一ノ目潟 ・ 二ノ目潟さらには奥羽山脈 ・ 青森県境までもを眼下に眺望できる景勝地」 として、色々な媒体で宣伝されている場所。
男鹿国定公園 八望台
山道をしばらく走ると急に視界が開けました。
ウッドデッキのお洒落な展望台が出現。
斜陽とのコラボがいい感じ(^^♪
綺麗なニノ目潟が撮れそうな雰囲気を醸し出しています。
これは期待大
雰囲気抜群の展望台です。
テンションを上げつつ近付いてみると...
… は、廃墟になってる
男鹿半島は日本有数の豪雪地帯
雪深いなまはげの街
ここは海沿いの崖の上、潮風も厳しそう...
ここにウッドデッキで作ろうと考える人は少ないと思うんだけどなぁ
そんなこんなで、隣接のレストハウスも廃墟 (笑) ↓
このデッキに登らないと、どう頑張ってもニノ目潟 or 戸賀湾は見えない設計になってる...
やられちまった感満載
無造作に掲示された立入禁止の張り紙、何か書かれています...
「 床が腐食して抜け落ちる危険があるため、立入を禁止します。
男鹿市産業建設部観光商工課 」
当たり前だっつーの( `ー´)ノ
これを作った行政の担当者さんは、”風雪と潮風が厳しい崖の上” という条件面よりも、”オシャレなウッドデッキの外観” に囚われてしまったのでしょうか?
それと、一番肝心な部分の
- いつから立入禁止になっているのか?
- いつまで立入禁止の予定なのか?
これを明示せず 「腐食して危ないから入らないで」 って、田舎のお役所仕事丸出しじゃないですか...
男鹿市や男鹿市公認を謳う観光サイトの情報 ↓
八望台は八方の雄大な眺望を楽しむことができることから、昭和27(1952)年に故高松宮殿下によって命名されました。旧北浦町が景勝地を一望できるこの台地の名称を公募し、その中から最もふさわしい名称として殿下が選んだことによります。展望台からはその名にふさわしく、本山、真山、寒風山を含めた景色を一望することができます。
江戸時代の紀行家である菅江真澄は一ノ目潟や二ノ目潟、戸賀湾を望み、図絵を残しており、現在も同様の景色を望むことができます。
男鹿市 : 男鹿半島・大潟ジオパーク推進協議会
八方すべて絶景かな
八望台
はちぼうだい
戸賀湾、一ノ目潟。二ノ目潟を眼下に眺望できる景勝地
県道121号線沿いに位置し、戸賀湾・一ノ目潟・二ノ目潟さらには奥羽山脈・青森県境までもを眼下に眺望できる景勝地。
「八望台」という名は、高松宮殿下が命名されました。日の入り頃になれば、海の向こうへと沈んでゆく夕日が辺りを幻想的な雰囲気に変化する、男鹿半島でも有数の夕陽のみどころで、地元民おススメのスポットにもなっています。入道崎の夕陽も絶景ですが、八望台からの夕陽もぜひぜひ。
男鹿市公認観光サイト : 「男鹿ナビ」
市および関連サイトで立入禁止措置等の告知はなし (-_-;)
旅で一番ズッコケるのが、事前情報と実際が全く違う事w
言った者勝ち的な 「 世界三景 寒風山 」 のお次は、故高松宮親王殿下が命名した由緒ある場所を廃墟のまま放置している 「八望台」...
...男鹿市、笑えない状況です。
自宅から675kmを走った後でこの状況。
廃墟と斜陽のコラボだけを撮る事になってしまいました(笑)
男鹿半島のイメージ
次に来た時には、復活してくれている事を期待します('◇')ゞ
...立入禁止情報を配信しない観光地、もう一度来ようと思うかなぁ?
まぁ、思わないと思うけどwww
リサーチの甘さと田舎の役所仕事とのダブルパンチ
気合を入れ直して...
本命の 「入道崎」 に向かいましたとさ(笑)
追伸
男鹿市在住の方より、立入禁止は解除されたとの連絡をいただきました。 現在はニノ目潟の素晴らしい景色を堪能できるそうです。
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それでは、また来週
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