くるーがーキャプチャ

2016年・4月14日以降に起きた九州地方の地震により、多くの人たちが命を落とした。「熊本地震」である。
この大きな世相をJRAが見逃すはずはなく、必ずや「重賞・GI」レースによって反映してくると読んでいた。
 
4月14日夜、地震発生のときには、すでに皐月賞の枠順は決まっており、「枠順確定=シナリオ確定」と考えているから、皐月賞に熊本地震を反映させることは不可能。ならば、その後の「重賞・GI」レースには要注意と読んでいたのだが。。。やはり、JRAは熊本地震によって亡くなられた人たちに対して「追悼レース」を演出してきた。

4月24日(日)マイラーズカップ 枠連 1-2(白・黒 決着)
5月 1日(日)天皇賞(春)   枠連 1-2(白・黒 決着)
 
まず最初に追悼レースをしてきたのが、4月24日(日)の重賞「マイラーズカップ」。そして、翌週に行われたGI「天皇賞(春)」までもが、白・黒 決着の枠連1-2と念の入れようであった。

天皇賞キャプチャ

追悼レースを「重賞&GI」の計2レースで演出してきたことから、流石にこれでもう終わりだろう。そう思って迎えた翌週「NHKマイルC」の枠順を見て驚いた。
 
5月8日(日)NHKマイルC 2枠4番 メジャーエンブレム 染分帽(白・黒)

ゴールデンウィーク中に開催される「天皇賞(春)&NHKマイルC」では、これまでに何か同要素の演出をしてくることが多々あり、天皇賞(春)との関連性を探っていたのだが。。。

2枠の染分帽を確認したときに、メジャーエンブレムの優勝を確信。どうやら、同じ牝馬同士の桜花賞でも弱かった(負けた)馬を、牡馬との混合戦・NHKマイルCで激走させるシナリオだったようだ。流石、JRAの頭脳集団は素晴らしい。

めじゃーキャプチャ
 

思えば2001年。。。菊花賞(菊といえば仏の花)は、黒帽子の2枠マンハッタンカフェを優勝させ、さらに年末の有馬記念では「マンハッタンカフェ→アメリカンボス」という「アメリカ同時多発テロ」の追悼レースを演出してきたJRA。
 
世相を大事にするJRAの競馬は、今も昔も。。。いや、これからも変わらないはずである。

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