ショットのコントロールについて、「以前書いたことがあるなぁ」と思って、探してみたんですが、どうも見つからなかったので書いて行こうと思います。
書いた記憶はあるんですよ、でも、書いた文章をかなり修正してアップしているので(それでこの分かりにくいブログかい!とツッコミが入りそうですが^^;)その時に消してしまったのか・・・。
「シャトルにラケットが当たるまで、目を離すな」と、教えられた、あるいは、本で見た経験はありませんか?
まぁ、それを擁護すると「初心者はラケットに当てることがまず大変だから、"最初は"当たるまで見ようね」ということだと思いますが、言葉足らずだったり、聞いた方の記憶が薄れてしまって、「当たるまで見るのが当然」となってしまっていることなんでしょうが。
ドライブを打つ時は、ラケットが前にあるので目線は大雑把に言えば前を見ていますので、先にネットが見えます。
なので、球が当たる所から目標まで見えるので、最もコントロールがしやすいショットだと思います。
ドロップやスマッシュは、ネットにかけやすいショットです。
自分はともかく、レベルが高い人達でも、ネットにかかったりレシーバーにカウンタースマッシュを打たれるような高いスマッシュになってしまったりというのは珍しくありません。
原因は、「当たる場所を見た場合、目標であるネットを見ることができない。目標を見た場合、面を見れないので、空振りやフレームになりやすい」と、コントロールに必要な視界が取れないからだと思います。
自分で実験してみました。
当たるまで面をずっと見てドロップを打ってみました。
しっかり、当たるので、よい手ごたえです。
でも、ネットにかかりました。
やはり、しっかり当たりますが、目標が見えないので、「どれくらい飛ばせばいいのか」が、分からないです。
逆は、言うまでもありませんね。
誰もがついやってしまう、「ちゃんとシャトルを見てなかった」という空振りです。
では、コントロールしやすくなる為にどうすればよいのか?
人によって違う部分もあり得ますので、今回は2種類挙げます。
1.利き側の目を斜め上に、反対側の目はおのずと斜め下に、顔をかしげながら打つ方法。
聴き側の目でシャトルが当たる瞬間をみながら、反対の目で目標であるネットを周辺視野で見るという方法ですが、ネットを斜めに見ることになるので、慣れない視点でドライブに比べると少々コントロールは難しいです。それでも見ないよりは圧倒的に良いです。
2.ラケットをスイングして、「手首を返してシャトルに当てる」その手首を返す時に、シャトルから目を離し目標を見る方法。
これは自分がしている方法です。
ラケットをスイングしていくと、シャトルが当たる直前辺りに、「もうここからは力を緩めたりフェイントしたり出来ない」というポイントがあります。
「もうここから力を緩めてもドロップにならず、遅いスマッシュとして飛んで行ってしまう」という所です。
逆に考えれば、そこまで来れば、目をシャトルから話しても、空振りをしにくいということになります。
だって、そこから力を入れてスマッシュを打つということは、もうラケット面をシャトルに当てる為のコントロールは出来ないからです。
そこの一瞬で目標を見ることで、ラケット面に当たることは先に確定しておりますし、目標に向かって打つことができます。
こちらのデメリットとしては、目線を一瞬で見てそれに向けてコントロールするので忙しいです。
目線は、普通に見れるので、見た一瞬でコントロールはしやすいです。
さらに、コントロールを上げる為に重要なのは、「シャトルが面を離れてからも、少々でいいから目で追って心の中で狙い続ける」ことです。
フェイントをする時を例にすると、ラケットを振り返してシャトルに当たる瞬間に「もう仕事は終わり」と目線を離してしまうということがあります。
他には、ネット前にプッシュにやすそうなシャトルが上がって、それを打つ時などもですね。
そのせいで、ネットにかかったり、遠くへ飛びすぎてアウトになったりすることが多いです。
少なくとも「シャトルが離れて少しの間」まではシャトルをコントロールをし続ける意識で打つと、しっかり狙うことが出来ます。
少しの間・・・1mくらいですかね、自分はもっと見ますけど。余裕があるときは、シャトルの着地点まで狙いながら見ます、というかシャトルから目を離さないです。
本などによっては、「いつまでも見るな」と書いてあるのを見かけますが、そんな方の場合でも少しは見た方がいいと思います。
前回予告しておりました、スマッシュの打ち方はまだ実験が出来ておりませんので、次回・・・なるべく今月中には書けると思います。
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