徳島県神山町から、国道４３８号を剣山方面へ登っていくと、神山町では、もう満開を過ぎたシダレサクラが、時折、訪れる方達に、もうこれが最後とばかりに、ハラハラと舞い落ちる花びらが、まるで、別れを惜しむ恋人が、手を振るようでした。
そして細い道を登りつめて、トンネルを越えると、見えてきた、満開の桜のしだれる姿に、一年ぶりに会えたことに、懐かしさがこみあげますね。
数メートルの桜の滝が、見る人たちを興奮させますね。
昔は過疎で、誰も訪れる人がなくて、咲いた桜がかわいそうに思ったのですが。
ネットの普及によって、情報の拡散は、過疎の里山に、思わない賑わいをもたらしました。木屋平村の休憩所から見ると、山がピンクに染まっています。
正面右に見えるのが、川井峠です。そこをズームすると、下の感じですね。
咲き乱れるシダレサクラを感じていただけると幸いです。そして木屋平村へ入ると、ヤマツツジと八重咲きの桜が咲き始めました。
大きな花が、細い枝に自己主張する姿は、しだれやソメイヨシノにはない華やかさを感じますね。変わる里山の風景を、眺めてみませんか・・・徳島県の片田舎は、これからは、ライトバイオレットのヤマツツジがきれいですよ。
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