2017年3月19日(日)この日の4鞍目。お相手はいつものベリ子
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馬房に迎えに行くと、ベリ子の馬房の前に女性が。体験か見学の方のようです。白くて女顔のベリ子は「可愛い」とか言われていたのでしょうか、機嫌が良いです。無口も素直につけて、いつも立ち止まる坂道の途中も、素直について来ます。
ベリ子と歩いている途中で、ベーシック駈歩でお世話になった先生が
「最近このペアよく見るねー」
っと声をかけてくれます。
「僕たち付き合ってまーす」
適当な返事をしながら、洗い場に向かいます。今日はベーシック時代の先生によく声をかけられる日です
馬装も楽々。頭絡をつけるときにフレーメンはしていましたが、私が冷めた目で見つめて、1区切りついたところで、
「気が済みましたかんじゃあ、そろそろお仕事お願いしますね〜」
と言って頭絡を向けると、我に返って、素直に顔を入れてきました
時間があったので、裏堀りをして、前胸と肩のマッサージをして、それでも時間が余ったので、正面に回って、鼻面を指先でカキカキしながら、
可愛いベリ子の唄 作詞作曲kiri
を歌っていると、ベリ子も私の胸に顔をキュッと押し付けてきます。可愛いなあ、と思ってさらにマッサージと歌に専念していると
「kiriさん」
へ
「そろそろ行きましょうか」
怪訝顏の先生が
いつから見られてたんだろう
障害馬場に行くと、お馴染みの白い悪魔がいます先日ウチの事業所の馬匹紹介のページを見ていたら、この子は
「白い稲妻」
って紹介されていましたかなり控え目な表現ですだって悪魔ですよ
悪魔紹介
障害前の足慣らし。常歩も速歩も左手前も右手前もサクサク。初めての障害クラスの時と同じ良い雰囲気です。
さて障害。横木マタギです。
1周目は速歩で通過
2周目は駈歩で通過
です。
さて、1回目のトライです。
先生「手綱は短くね、2つ目半ぐらいですよ」
kiri「え、こんなに短く持つんですか」
障害の時は、手綱は短く、っと言われてはいましたが、ここまでとは思っていなかったので、初めてここまで短く持ちます。
速歩楽々。駈歩では、私がいつもベリ子の駈歩にリズムに乗り切れずに、ベリ子の駈歩の邪魔をしていましたが、今日は調子良いです。先生も
「良いですよ、その調子で〜
はい、1、2、3!1、2、3!」
「1、2、3!ドンピシャー」
先生も驚いています。先週まで障害直前で速歩に落ちてたり、リズムが合わずに、あちゃわちゃしてたのに
手綱を短く持てたのと、昨日のMimiさんのクラブでの成果だと思います。あと、短鞭をMimiさんのクラブに忘れてきたので、新調したばかりの長鞭を使ったのも良かったと思います。ヒュンってすごく良い音がするのでも、跨ぐ時、手綱をもっと譲るのべきだったな、譲りが足りなかったな、と反省。
待機馬場にて。ベリ子が左から私の方を見ます。怪我してる脚には興味を示していないので、明らかにマッサージの催促です。手のひらでゆっくり肩のあたりを押すようにマッサージをします。ワザと左肩だけやって知らんぷりしてると、今度は右から私を見ます。はいはい、右もマッサージをすると、気持ち良さそうに目を閉じます。猫だったら、喉をゴロゴロと鳴らしているところでしょう。
ふと見ると、前方に芦毛のことが嫌いな鹿毛がいます。芦毛が嫌いで、あえて寄って来て、芦毛を蹴る、という不思議な子。じっとベリ子を見ています。心優しいベリ子は凍りついています。逃げるなら、あっちか逃げ道の先には悪魔がいます。逃げ道なしとなると、ベリ子を守るのは
オレしかいない
「何見てんのよーやる気〜」
目をそらす鹿毛。助かった
あのー、障害って待機馬場も緊張するんですけど誰も教えてくれなかったけど
2走目。
速歩成功
駈歩成功
手綱も前に出せた
先生も
「2ポイントの姿勢をきっちり取るようにしてください」
とアドバイスが変わった
待機していた悪魔の出番。綺麗な駈歩で障害を綺麗に跳んでいます。能力は高いのです。出発でゴネて、柵を破壊します。後ろ脚で綺麗にパッカーーンと柵が飛んで行くのをみんなで呆然と見ていました。
乗り手の方は、障害を跳び終わったあとに、その柵まで悪魔を連れて行って
「お前が壊した悪い子」
っと犬を叱るみたいに叱っていました悪魔は知らんぷりしていましたよ
3走目。
速歩成功。駈歩、障害直前の直線コースに入った瞬間、珍しくベリ子が躓きますおっとーーー、手綱を引き直し、多少強引に横木突入成功
先生から「kiriさん、タイミングは良かったけど、拳の位置がずれていましたね」
先生〜直前にコケたの見てたでしょうここまで持ち直したの褒めてほしーなでも、はーい、次回は直前にコケても拳の位置がズレないように頑張りま〜す
ベリ子の機嫌が良かったのにも助けられて、この日は上手き、気持ち良くレッスンが終われて、楽しい1日になりました。ベリ子、先生、そしてMimiさん、Mimiさんのクラブの方々、ありがとうございました。
ベリ子から降りて、障害馬場から坂道を上っていくと、ベーシッククラスの先生がいます。ベリ子のお迎えです。ベリ子の次のお仕事は、ベーシックA馬場のレッスンのようです。
「とっても良い子でしたよ」
と引き渡すと
「途中で飽きさえしなければ、良い子なんですけどねー」
先生も笑いながら受け取ります。
ベリ子ありがとうね
また来週よろしくね
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