254鞍目〜馬に跨る！

雨の中乗ってきましたうちのクラブでは雨だと乗らない方が多いので、この日も広い馬場を独り占めでも台風ではないので、朝から何人か乗った方がいて、この日はわたしを入れて4名が騎乗しました。

寒くて馬が可哀想な気持ちもあるのですが、運動できなくて可哀想な気もするし、、、どっちが良いんでしょう

12:00 えっちゃん M先生

13:00 ハナコ         I 先生

今日はD先生が県民大会に出かけていて不在です。Mimiちゃんが応援に行くと聞いて、一緒に行きたい気持ちもあったのですが、グッとこらえて、レッスンを取りました先生方の本気の馬場本気の障害くうっっっ我慢ですなので雨だからってレッスンをキャンセル出来ませんでした

前回の台風の日に引き続き、雨の日のお相手はえっちゃん

雨がレンズについちゃっただけなのに、神々しく見えるえっちゃん

「雨なのにゴメンね」
「良いんですよ」

仏のエツオさん。(誰！？)

先生も雨具を着込んで完全防備です副題を見て察しの良い方はお気づきですね基礎に厳しいM先生です

常歩、軽速歩、駈歩と見ていただいたところで、

「前から言ってると思いますが。。。」

うわああ、来たああ

「癖になりつつありますから、今のうちに治しましょうね」

先生、それ悪性化する前にオペで取って下さい〜

って言いたくなるような、小児科医のような優しい語り口のM先生です

しかしながら、乗馬上達には近道はありません自分の癖を治せるのは自分だけです。名医M先生でも、アドバイスが出来るのみです

鎧を外して、脚を下に放り出すように意識しながら正反動。手前を換えて何周かしたところで、鎧を履いてまた何周も。

「意識すればちゃんと正反動でも良い位置につけられるんですよね。最初のうちは辛いと思うんですが、頑張ってその位置に毎回つけられるようにして下さいね」

忘れてました座るんじゃなくて、股がるんですよね先生、何度も言われてるのに出来なくて申し訳ありません見捨てないで〜

「いろんな乗馬クラブを見て来ましたが、この位置できちんと乗れる人って意外と少なくて、多くの乗馬クラブの会員さんの80%は出来ていないイメージですね」

「でもkiriさん、せっかくですから、20%の方に入りましょうね」

入りたいです先生

脚の位置を意識しての駈歩。この日は足場も悪かったので、この時点では、えっちゃんがいまひとつ集中力が欠けましたが、、、。

「もうちょっと軽く乗ってみましょうかバランス良く乗れれば、坐骨で押し込まなくても、もうちょっと軽く乗れるはずですよ。僕も昔は力任せに乗ってた時もあったので気持ちは分かりますが、馬って、もっと軽く乗れるんですよ」

「それはエストレーアのようなタイプの馬には、って事ですか」

「エストに限りませんね。kiriさんはレジェンドのような重い馬にも良く乗って動かせていますが、レジェンドにも、本当はもうちょっと軽く乗ってあげられた方が、馬も人も楽になるんですよ」

「え、レジェンドに軽く乗るんですかそ、それは、む、、、難しいです。。。」

「難しい事言ってるのは分かってます。実際難しいです。でも頑張りましょうね」

「これから3級経路以上の上の経路になると、歩様の指示には、より正確性が求められます。今の馬への指示の仕方では、ちょっとぼんやりしていますよ。もっと明確に出せるようになっておいた方があとが楽ですからね」

M先生、、、「基礎に厳しい」じゃなくて「厳しい」です、、、

でもこの後は、手綱や坐骨を強く使う事なく、バランスと脚の位置に集中したら、えっちゃんが首を下げた駈歩の継続ができました。馬上で静かに、ただただバランスと脚の位置に集中するのはなかなか難しかったですが、馬の状態は明らかにこちらの方が良いんですよねさすがM先生マジック

252鞍目にして「馬の跨り方」について学んだ45分間しかも雨の中でした