2018年4月30日(月・祝)
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14:00 W先生 ブリランテ
15:00 D先生 エストレーア
芦毛祭りです
すみません、この可愛いブリちゃんを早く皆さんに見て頂きたくて、桜流鏑馬の詳細記事を後回しにしちゃいました可愛いですよねね
乗る前に通りがかったD先生が
「落ちないでね〜」
と声を掛けて下さいます。前回落ちそうになったのを覚えていらっしゃいます。当たり前かでもあれで、
「kiriにはブリランテは難しい」
って配馬されなくなったらどうしよう、って心配していたので、もう一度チャンスを頂けて嬉しかったですD先生、素敵な配馬をありがとうございます私ブリちゃん好きなの
馬装中のW先生に確認
「先生、拍車、いつもの輪拍で良いですか」
前回、輪拍をブッ刺した前科者です
「うーーん、輪拍じゃないと全く動かないから、、、輪拍にして、刺さないように充分注意してくださいね」
はい
ブリちゃんに跨って、鐙の長さを合わせたり、腹帯を締め直しながら、W先生が聞きます。
「ブリランテ、好きですか」
「はい、好きです」
何でだろうW先生、時々、乗っている馬が好きかどうか聞いてくるんですよね全部の馬ではないんだけど。ちょっと癖のある子の時に聞かれる気がします。
まずは常歩。求めず追わず、馬なりに自由に歩かせてみます。
W先生に
「もっと元気よく」
と声を掛けられますが、ちょっとだけ、ふくらはぎと騎座で推進して、あとはまたブリちゃんの好きなように。カカトも拍車も当たらないようにゆっくり慎重に。前回のお詫びです最初の数周だけそうして、あとはちゃんと推進して頭を下げさせたら、ちゃんと良い子でした
その後は速歩。正反動でブリちゃんの今日のご機嫌を伺います。手綱を通して馬と会話。ブリちゃん、ご機嫌良いみたいよ
ご機嫌が良いと言っても、隣の馬場のハナちゃんには耳を伏せ、逆隣のレイシャスちゃんにも耳を伏せるのは、いつもの通りこんなに馬沿いが悪くて良く誘導馬のバイトしてるね、ブリちゃん外では猫かぶってるのかな頭を下げさせ、隣の馬場を見ないように仕向けます。
「見ない見ないってか、どっちも女子よ嫌なのブリちゃん、硬派なの」
硬派のようです。。。
駈歩行きます軽い扶助で良い発進が出来ました
「もっと推進して」
W先生の言葉に反応できない不自由な私。拍車を当てないように、ふくらはぎと騎座だけで推進しているので、脚がつりそう
「もっと攻めて良いですよ大丈夫です自信を持って」
そっとそっと推進すると。。。うん、イケる歩度が伸びます良い感じ
ラチ沿いの対抗馬にも耳を伏せながらも我慢しているブリちゃん。特に仲の悪いハナコちゃんをやり過ごした後は
「よく我慢したね偉いぞ出目金ちゃん」
肩をポンポンしてブリちゃんを褒めまくります。相武紗季ブリちゃんはちょっと目が出ているので、良く出目金ちゃんって呼んでいます
「もっと推進して」
kiri「ずっと耳を絞っているので無理です」
「耳を伏せていない時に、脚で推進してください」
kiri「いつ耳を伏せていない時なんてないですよ〜」
W先生がタイミングを計っています。ハナコをやり過ごして、レイちゃんのいる馬場のラチ沿いのちょっと手前で、
「今です今、耳を伏せていません」
はいレイちゃんのラチに着く前に推進し切っておきたい
キック脚は内股にして拍車は当てずにキック出来た。様子を見ながらもう一度キック
推進出来た
間一髪でまた耳絞りゾーンですやった、間に合った1/4周も推進ゾーンがありません
「上体を動かさないで乗って行ってください。脚での推進はしても、上半身は動かさない。出来るはずですよ」
え、ちょ、何それ漕がないの騎座の推進しないの
「騎座の推進はしてください。でもなるべく必要最小限に。ほら、そんなに上体は動く必要はないですよ。上半身と下半身、別々に動かしてください。」
以前D先生に習った「馬の首を見る」を思い出して、やってみます。馬の動きに合わせて動くと、ヒトが動いていないように見えるし、馬も楽なことを思い出します。そして腰でパッツンと切られている可動式のバービー人形になったイメージで上体を、なるべく下半身の影響を受けないようにしていきます。こうかな出来たかな
「あーー、良いですね今良いですよ。でもブリランテの頭が上がってきちゃいましたよ」
不器用な私慌てて頭を下げさせます。この時もなるべく上半身を動かさないように、なのかな静かに乗るって感じでしょうか
上体を試行錯誤しながら、拍車を刺さないように気をつけながら、でも鎧はズレるので、そっと直しながら駈歩を続けます。もちろん巻き乗りも入りますが、スイスイ行ってくれる優しいブリちゃん
時々拍車が強く当たって、ブリちゃんが尻っ跳ねやバックで教えてくれます。巻き乗りで内方姿勢を取りすぎると拍車が当たるので、気をつけます。
「あーー、ごめんごめん今のは私が悪かったです。そんなに怒らないでー」
「ブリちゃんは拍車が刺さると教えてくれるのねなんて良い子」
なんてやっていたら、また跳ねてバック
「先生今、拍車は刺さっていないですよね」
「全く刺さっていないですよ」
「じゃあこれはワガママですか」
「はい、ワガママです」
ブーちゃん、いくら好きでもワガママは許しませんよ
耳を絞っていますが、ここはしっかり叱ります。ちょっと怖かったけど、キックキック
「おら、前だよ前前行くよ」
突然人格が変わるkiriであった強気で攻めたら、速攻で良い子になりました
「もっと自信を持って乗って下さい。拍車を刺さないように物凄く気を付けていたのは伝わりましたが、攻められなくて、馬にワガママをさせるスキを与えてしまいましたね。もっと自信を持って乗って下さい。」
はい
ブリちゃんから下馬する時に、W先生が
「しかし、よく動くな」
kiri「私ですか」上体動いてましたか
「いえ、ブリランテです。いつもこんなに動かないんですよ」
kiri「輪拍効果」
「当ててなかったじゃないですか。前回もそうでしたが。。。うん、何でだろう」
kiri「ブリちゃん、私のこと好きなんですよ」
「」
kiri「ねえ、ブリちゃん」
勝手な自信今思うと恥ずかしいW先生、華麗にスルーして、注意事項を続けます
「あと、上体はもっと静かに。もっと動かないようにしていくと、良いですよ」
はい
そうしてW先生、出口でクルッと振り向いて(刑事コロンボか)
「巻き乗り、少し上達しましたね」
W先生〜ありがとうございますまた頑張ります