東洋はり灸整骨院 院長の石丸です。
本日は、「頚椎症(けいついしょう)は、鍼灸で改善できるか?」についてお話しします。
首に異常を覚えたり、腕に症状を感じたりしたときに、整形外科に行きますね。そこで、レントゲンなどの検査を受けて、「あなたは、頚椎症ですよ。」という診断を受けたことがある方もいらっしゃると思います。
頚椎症というのは、頚椎の骨に異常がある状態なので、整形外科でも治療に悩む症状だと思います。そこで、電気をかけたり、温めたり、湿布を貼ったり、痛み止めをや神経の伝達をよくしようとビタミン剤などが処方されたりします。
ここで、注意していただきたいポイントがあります。これは、整形外科疾患のお話しをするときによく言うことなのですが、まず1番目に、非常に重要なのが、「整形外科学会で、80%の患者さんの画像と症状が一致しないと発表された」ということです。
整形外科学会というのは、整形外科のお医者さんの集まりなのですが、この発表は、新聞にも載りましたし、インターネットでも検索できかと思います。
どういうことかと言いますと、レントゲンやMRIで撮った画像が、実際の患者さんの症状と一致しないということです。逆に言うと、もしあなたが頚椎症と診断されたとしても、80%の確率で間違っているということなります。
これはアメリカでも実験が行われたのですが、整形外科のお医者さんに、レントゲンの写真を100枚、MRIの写真を100枚渡します。それを見て、お医者さんが、「痛い人」「痛くない人」に分けます。その後、実際の患者さんと画像を見比べて「あなたは、痛いですよね?」と聞くわけです。しかし、患者さんは、「いいえ、痛くありません。」と言うケースがほとんどだということです。
また、「あなたは骨に異常が見られないから痛くないですよね?」と聞くと、「いや、それがすごく痛いんですよ。」となるのです。その確率(間違ったケース)が、なんと80%もあるのです。8割の人が合わないといっているわけなので、ほとんど合っていないということになりますね。
その理由は、他のコラムでもお話ししましたが、結局、整形外科でレントゲンやMRIを撮っても、それは静止画像だからです。止まっている画像なのです。ですが、人間は常に動いていますよね。首も常に動いています。
つまり動いている動画を観察して、診察・診断されているわけではないのです。さらに、東洋医学的な要素を入れると、人間というのは、各臓器、各筋肉、組織が、常に正常な働きをしようと頑張っていますので、そういった動きが静止画像では分からないのです。ですので、80%の患者さんが一致しないといった結果になってしまうのです。
2番目のポイントは、「たとえ画像上、頚椎症の所見が見られても、それが絶対の理由ではない」ということです。
1番目のポイントでも言いましたが、80%の患者さんが合わないので、画像上では頚椎症と思われても、それが絶対の理由ではない確率のほうが高いということです。
これを治せるのが、東洋医学の「鍼灸」なのです。東洋医学というのは常に全体像を捉えて、人間の動いていることを想定し、各組織、各臓器の働きを考えて施術をしていきます。
ですので、最低でも80%の患者さんは鍼灸で改善することが可能でしょう。私の経験では、80%以上の確率で治すことができています。
頚椎症でお困りの方や頚椎症と診断されて症状がある患者さんは、ぜひとも東洋医学専門の鍼灸院に行かれることをお勧めします。
■頚椎症についての解説動画
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