タクシー強盗と景気の相関関係…
タクシーにドライブレコーダーが設置されるようになってタクシー強盗の絶対数は減少したように思います。しかし、このところ連続してタクシー強盗のニュースがマスコミで取り上げられているのを見ると、物騒な世の中になったと実感します。
タクシー強盗は、強盗の中でも割に合わない…
ドライバーの立場ではそう思うのですが、狙う側からするとドライバーだけ脅せば良いわけですから、そうは思えないのかもしれません。
10日に発生したタクシー強盗の被害金額の9万円はとてもレアなケース。
帰庫間際の一番お金を持っている時間だって、そんなに現金を持っていません(笑)
せいぜい、つり銭などを含めて、多くても5万~6万程度ではないでしょうか?
そして、これが一番現金を持っている時間帯でのことなので、あとは推して知るべしです…
数万円、数千円の強盗で顔も写されていて、経路もバッチリ確認できる…
つまり、犯罪発生から逮捕までの期間もとても短い傾向があって、なおかつ盗める金額も小額…
強盗に割が合う合わないを論じるのは不謹慎だとも思いますが、一生を棒に振る覚悟の犯罪にしては、割が合わないと思うのです。
ところで、正確な統計データは無いのですが、このような強盗事件が増えるときは、景気が良くないときと言われます。
だとすると、景気が良くないと感じているのはドライバーだけではなく、世の中全般なのかもしれませんね。
東京五輪前なので景気が良い企業はあるはずです。
そして、そんな声をチラホラと聞くこともあります。
しかし、そこにあるのは高揚感ではなく閉塞感…
強盗や犯罪を、そういった社会状況のせいにして弁護するつもりは毛頭ありませんけどね…
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