「景気ウオッチャー調査」って何?
街角景気が2ヵ月連続で改善しているというニュースが報じられています。
街角景気、2か月連続で改善 エキサイトニュース
でも、私の実感としては、落ちてはいないのかもしれないけど、改善はしていないという感覚を抱いていたので若干のズレがありました。
内閣府は、景気の動向に敏感なタクシーの運転手や百貨店の従業員らに景気の実感を聞いた5月の「景気ウォッチャー調査」を発表しました。3か月前と現在の景気を比較した現状判断指数は、4月と比べ0.5ポイント上昇して48.6となり、2か月連続のプラスとなりました。
さらに、記事中に 景気に敏感なタクシードライバーや百貨店の従業員らに景気の実感を聞いたとありましたので少し調べてみました。
景気ウォッチャー調査 内閣府のホームページより
別紙 景気ウォッチャー(調査客体)の地域別・分野別構成 内閣府のホームページより(Excel画面です)
この2つのページを見ると、職業別では、タクシー運転手は2.1%・百貨店の従業員は5.9%と、とてもニュースの中で「景気に敏感な」という枕詞を付けてまで語るような割合では無いことが分かります。
つまり、景気に敏感なタクシードライバーや百貨店の従業員の意見も聞いているけど、反映されるようなレベルではないということ。
もっと書けば、枕詞として必要な職業だけど、全体の数値を左右するような存在ではないということなのでしょう。
だとすれば…
景気ウオッチャー調査って何なのでしょうか?
よく分かりませんね…
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