枯れてきているので,旧親木を切る前。
切った後。
切る前。
切った後。
金山の切る前。
切った後。
晴舞台,全く冬至芽が出ていない。さずがに旧親木は切れない。
1~2月の管理は,より充実した冬至芽を発生させ,優良なさし穂を採るための準備であるが,多くの方は,次の①~③の方法で管理されていると思う。
① 9号鉢のまま残している場合。(よいさし穂を育てることは難しいと言われている。)
② 昨年末までに増土等の措置をしている鉢の場合。(親木となる芽を数本残して育て,2
月下旬~3月上旬の間,鉢にでている芽を上際でカットする。)
③ 昨年末までに9号鉢から冬至芽をとって育てている場合。(根元からでている新芽2~3
本残して7号鉢に鉢上げし,根元から新芽がでていない場合は,そのまま親木として育
てる。)
実を言うと①の方法で管理しているので(12/8~9のブログで説明済),冬至芽がたくさん出ている鉢は,旧親木を地際から切り,劣変しやすい株元の芽を除去して適当な本数に整理した。
また,この先霜で葉が枯れたら残した株を地際から切り,冬至芽が一本も出ていない鉢は旧親木をそのまま残す。
これからは2月半ばを過ぎると冬至芽が少しずつ生長するので,下旬から3月初めまでの間に摘心をする。
冬至芽が出やすい品種と出にくい品種があるが,暖かくなると出てくるので,そんなには心配しないことにしている。
なお,冬至芽が出ない場合もあるが,そのときは旧親木から出てくる新芽をさし穂に使用すればよい。100鉢以上の中で20鉢くらい冬至芽が出ていなかった。