いよいよ鉢上げでありますが,根がどうなっているか毎年どきどきします。菊の苗は,さし芽の根が2cmに伸びたときが適期であります。
午前中の直射日光に5~6時間当てても,さし芽がほとんどしおれなくなれば,完全に発根していますので,多少根が短くても1日も早く植えつける方が良いようです。
また,菊の根は至って好気性で加湿な土を嫌いますから,水はけと通気性をよくするために鉢底に赤玉土の中粒をごろ土として2cm程度入れます。
鉢が小さい時は,多少でも用土を多く入れた方が良いと言われる方もおられますが,用土を多く入れるよりも,鉢底の水はけを良くする方が効果的であります。
それと国華園のプラ鉢より素焼きの鉢が良いと思っていましたが,昨年,国華園のプラ鉢と素焼鉢で比較栽培しましたが,ほとんど差がありませんでした。
この度,適期が少し送れたため何本か徒長気味になったのですが,プラ鉢の方が深植えをすることができ,さらに鉢底に穴がたくさん開いていて,通気性も良いので,今年もいくつかはプラ鉢に鉢上げをしました。
赤系種 60鉢 1/3です。
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