売れないので辞めます、と言えたらどんなにいいか イベントあれこれ 2017年05月20日 0 スパコミ行ってきました。 以前、「スパコミが一番売れます」と書きましたが。 あれも嘘のようです。 普通に売れませんでした。 まずうちのジャンル・CPは参加サークルが少なかった。前月にオンリーがあったため、分散したものと思われます。 やっぱりオンリーに出ておくべきだったかなぁ。でも、オンリーに参加した知り合いによると、「開場後1時間でほとんどの参加者が買い物を済ませ、あとはまったりしていた」そうなので、オンリーもスパコミもそれほど変わらなかったのかもしれません。 落日ジャンルから新興ジャンルに移り、公式からの供給も、素晴らしい二次創作もたくさんあって、本当に嬉しくて楽しかったのも束の間。 早くもツイ垢がなくなり消息不明になる人や、「これでオフ参加最後にします」宣言をする人が出てきて、ジャンルが落ち着き始めてきた気がします。 近頃は流行るのも廃れるのも、あっという間なんですねえ。 うちの本の部数で言うと、60→30→15みたいな感じで、イベントごとにわかりやすく半減しています。※数字はフェイクありですよ、念のため これは私だけが淘汰されたのかもしれず、他の人は変わらずに売れ売れなのかもしれませんが……。 次のオンリーに、迷いながらも申し込んでしまいましたが、正直、原稿やる気がおきません。 売れないから辞める、ができたらどんなに楽だろうか、と思います。 趣味なんだから、今この瞬間に「やーめた!」ってしても、誰一人として困らないのに。 すっぱりやめられないのは、なぜなんだろう。 ……本を作るのって、ひたすら楽しいんですよね。それだけです。 オンラインで更新したほうが、よりたくさんの人に読んでもらえるし、オフラインに比べるとはるかにコストもかかりません。 それなのに、やっぱり本を作ってしまうのは、好きだからなんですよねえ。 あー、でも。60→30→15と売れる部数が減っている中で、次の原稿を書くのはなかなかきついです。 「どうせ売れないのに、何がんばってるんだろ……」って、真顔になります。 最悪、既刊だけを持って次のイベントに参加して、このジャンルでの活動はおしまいにしようか、なんていう考えもよぎっています。既刊の在庫、たくさんありますし……。 ただ、新刊なしでのイベント参加って、それはそれで地獄なんですよね。 スペースに座っていても、まるでいないものとして扱われるというか。新刊を出してないサークルには用はない、それは自分も買い手のときはそうなので、当たり前だとわかってはいるんですが……いざ、スルーされ続けると、つらい!です。 はぁ。やっぱり、ぎりぎりまで頑張ってみるか。 またここに、ぐだぐだと気持ちを吐き出しにくるかもしれません。