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よしなしごと

オタクのひとりごと日記

売れないので辞めます、と言えたらどんなにいいか

スパコミ行ってきました。

以前、「スパコミが一番売れます」と書きましたが。
あれも嘘のようです。

普通に売れませんでした。
まずうちのジャンル・CPは参加サークルが少なかった。前月にオンリーがあったため、分散したものと思われます。
やっぱりオンリーに出ておくべきだったかなぁ。でも、オンリーに参加した知り合いによると、「開場後1時間でほとんどの参加者が買い物を済ませ、あとはまったりしていた」そうなので、オンリーもスパコミもそれほど変わらなかったのかもしれません。

落日ジャンルから新興ジャンルに移り、公式からの供給も、素晴らしい二次創作もたくさんあって、本当に嬉しくて楽しかったのも束の間。
早くもツイ垢がなくなり消息不明になる人や、「これでオフ参加最後にします」宣言をする人が出てきて、ジャンルが落ち着き始めてきた気がします。



近頃は流行るのも廃れるのも、あっという間なんですねえ。
うちの本の部数で言うと、60→30→15みたいな感じで、イベントごとにわかりやすく半減しています。※数字はフェイクありですよ、念のため
これは私だけが淘汰されたのかもしれず、他の人は変わらずに売れ売れなのかもしれませんが……。

次のオンリーに、迷いながらも申し込んでしまいましたが、正直、原稿やる気がおきません。
売れないから辞める、ができたらどんなに楽だろうか、と思います。
趣味なんだから、今この瞬間に「やーめた!」ってしても、誰一人として困らないのに。
すっぱりやめられないのは、なぜなんだろう。

……本を作るのって、ひたすら楽しいんですよね。それだけです。

オンラインで更新したほうが、よりたくさんの人に読んでもらえるし、オフラインに比べるとはるかにコストもかかりません。
それなのに、やっぱり本を作ってしまうのは、好きだからなんですよねえ。

あー、でも。60→30→15と売れる部数が減っている中で、次の原稿を書くのはなかなかきついです。
「どうせ売れないのに、何がんばってるんだろ……」って、真顔になります。

最悪、既刊だけを持って次のイベントに参加して、このジャンルでの活動はおしまいにしようか、なんていう考えもよぎっています。既刊の在庫、たくさんありますし……。

ただ、新刊なしでのイベント参加って、それはそれで地獄なんですよね。
スペースに座っていても、まるでいないものとして扱われるというか。新刊を出してないサークルには用はない、それは自分も買い手のときはそうなので、当たり前だとわかってはいるんですが……いざ、スルーされ続けると、つらい!です。

はぁ。やっぱり、ぎりぎりまで頑張ってみるか。
またここに、ぐだぐだと気持ちを吐き出しにくるかもしれません。

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