スターウォーズ最後のジェダイ ルークとレイ
第一作目に興奮したのは大学時代、モテない野郎同志で時間つぶしに映画館に入って、出るときは完全に虜になっていました。
以来新作を観続けてきましたが、今回は初めて舞台裏が見えたような夢が覚めるようなシーンを感じてしまいました。
ルークがレイに、フォースを教えるシーンでこんな意味のことを言っていたのです。
フォースはお前の中にあるのじゃない
それは（あいだ）にあるのだ
完全なセリフを覚えているわけではないのですが、自分は何者かという思いから己をつかまえようと必死になっているレイに向って、フォースを伝えようとするルークの言葉に、どうも私の心が勝手に反応したのかもしれません。
そこから物語が分かれたのです。
一つは銀幕。
そしてもう一つは私の頭の中で・・・、
レイよ、考えるな。ただ感じなさい。
己にしがみつくな、フォースは（あいだ）にある。
フォースはお前のものではない
お前の中に閉ざされているものでもない
それは間にある。
そう、フォースは空間の力なのだ。
すべての力は空間にある
光も暗黒も同じ力の裏表だ。それを心の奥底で感じるのだ。
感じるだけで操ることの出来るエネルギー、それがフォースの正体なのだ。
あの浮かぶ石はお前が動かしているのではない
しかし調和させることでそのエネルギーはおまえ自身になる。
それがフォース。
心を合わせるのだ。心を空なるその間（あいだ）に集中させて見ろ。その空間が自分の身体だと分かるまで意識を空間に向け続けそして感じなさい。
空間は何もない場所ではない。
そこにフォースがある。
それがお前の真正な身体なのだ。
理解しろレイ
お前は空間なのだ。
ジェダイは空間を身体にして生きる新人類だ。
我々は空間を己として生きる五次元の人類なのだ。
理解しなさい。
物資の執着を捨てなさい。
己はこの肉体と思う思考を落としなさい。
肉体は物質の己だ
それは時間に支配される。四次元の人類。やがて老いて死ぬ。
それはジェダイとは違う。
五次元を学ぶのだ。
時間から解放される空間の科学に目覚めなさい。
それが五次元。ジェダイの科学、ジェダイの思考なのだ。
暗黒面は恐ろしい。
だが、光と闇は戦うのではない。
それは調和なのだ。
ダース・ベイダーに惹かれたレンは暗黒面に落ちた。
だがそれは大きく調和を乱したという意味だ。
否定して戦うのではない。
調和だけが暗黒面に打ち勝つ道なのだ。
そしてフォースは調和を意味する。
己の中にある空間に心の眼を向けなさい。己の空間に意識を集中させるのだ。
そう、
そして静かに、岩を動かそうと思わずに、己と岩の間の空間に意識を移動させるのだ。
ゆっくり、そう、ゆっくり。
己の空間と岩を動かす空間は一つ、意識を移せば分かる。
お前はすでに
己を浮かせ、地球を丸ごと浮遊させている。宇宙を動かしている。
お前はフォースなのだ・・・・・・・。
銀幕と並走して私の妄想がルークとなって、こんなふうに拡がってしまいました。
銀幕はフォースをどんなふうに説明し話を進めていくのかわかりませんが、それを五次元宇宙として眺めたら、一篇の壮大な抒情詩なのです＾ね＾
