オッス!
NY金は続落。
終値は1270ドルとなり、ここまでは予想通りの展開である。
現在の金価格を動かしているファンダメンタルズ的要因は二つ。
現在の価格帯の直下には、フィボナッチ38.2%ラインが控えている。
NY金は続落。
終値は1270ドルとなり、ここまでは予想通りの展開である。
現在の金価格を動かしているファンダメンタルズ的要因は二つ。
- トランプ減税
- 12月米利上げ
そして、両者ともに金価格にとってはネガティブ要因である。
従って、これらの前提が崩れない限り金価格は下落基調を崩さないというのが、現在の想定しているシナリオだ。
そして、これらが現実化した場合、さらなる金価格の下落が起こる可能性がある。
(ただし、その前に市場が完全に織り込んでいる場合、現実化前に金価格は上昇に転じることになる)
週足チャートを見ると、下に控えている雲上限が1255ドル近辺であることがわかる。
当面の目標はこの辺りである。
12月のFOMCまでにどの程度のスピードで下落していくかにもよるが・・・
日足チャートを見てみよう。
現在、雲の真っ只中である。
このまま下落基調が続いた場合、1265ドルあたりで一旦はサポートが入りそうだ。
しかし、おそらくここは下に抜けてくると見ている。
そうなると、1250ドルが射程圏内となってくるな。
日足チャートにフィボナッチラインを入れてみよう。
現在の価格帯の直下には、フィボナッチ38.2%ラインが控えている。
ちょうど1260ドルだ。
これは一目均衡表の雲下限とオーバーラップする領域であり、比較的サポートされやすいと考えてよいだろう。
従って、当面は1255ドル~1260ドル近辺でうろうろうす値動きを想定している。
以上。