2017年10月7日土曜日

NY金~米雇用統計良好も北朝鮮のミサイル報道で金価格上昇

オッス!

NY金は引けにかけ大幅上昇。





終値は1276ドルと1280ドルに迫る勢い。

米雇用統計は事前予想よりも良い数字であったが、北朝鮮のミサイル報道を受けて市場がリスクオンに傾いたのが要因。

北朝鮮関連に対する市場の反応は、「どうせ大したことできない」という楽観的なものなので、余程のこと(アメリカ大陸にミサイルをぶち込むなど)を北朝鮮がやらかさない限り、もう反応は限定的だろう。

いつものように一過性の反応に過ぎないと見ている。

週足チャートから。


大きな下髭をつけて引けているが、4週連続の陰線形成となった。

つまり、金価格はまるまる一か月下げっぱなしということ。

下髭をつけているが、ここからまだまだ下値模索が続くと予想している。

従って、ロングエントリーはまだ先である。

現在の下値目途は1250ドルに置いてあるが、来月の米雇用統計如何によってこれも修正しなければならなくなるだろう。

予想としては、1200ドル台前半まで押すと見ている。

次に日足チャート。


ちょうど、雲の下限でサポートされる形で反発している。

日足でも下髭をつけているが、雲の下限を明確に割ってきており、やはり下値模索がさらに続くと考えられる。

とりあえずのターゲットは200日MAである。

・・・となるとやはり1250ドル近辺になる。




先にも書いたが、北朝鮮のミサイル報道が出ている。

金正恩は相変わらず好戦的姿勢を崩しておらず、場合によっては「トラの尻尾」を踏む可能性もある。

もし、アメリカ西海岸に向かって(もしくはグアム近海)にミサイルを撃ち込むようなことをしたら、アメリカが先制攻撃を仕掛けてもおかしくない。

この三連休、もしくは10月10日(朝鮮労働党創建記念日)に何か動きがあってもおかしくない状況ではある。

しかし、北朝鮮のミサイル発射が従来通りのもの(日本列島をまたいで太平洋に落ちる程度)であれば、市場は先回同様に強力なリスクオン相場へと転換し、NY市場の踏み上げ相場はさらに続くと思われる。

もちろん、その場合、金価格は大きく値を下げていくことになる。










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