前回お伝えしたのは、
「待遇を良くしても、従業員が居つかない」
ことでした。
今回は、その理由について。
理由は、大きく2つあります。
ひとつ目は、「仕事や会社に対する意識が今までとは違う」
ということです。
今の時代、食べていくだけならあくせく働く必要はありません。
例えば、私が独立前に補助者をしていた頃はパート勤務でし
たので、給料は高くなく、10万円ほどでした。
当時はJR相模原駅近くのアパート暮らしで、近くにダイエー
相模原店があったので、食費もさほどかからなかったです。
本が読みたければ、古本屋のブックオフで安く買えましたし、
たまに低貸しのパチンコ店で遊ぶこともできました。
そんな環境にあって、
「人の3倍働け」だの
「お施主様は神様だと思え」だの・・・
若い新人従業員にとっては、ピンとこない話ではないでしょうか。
さらに言うと、給料が多少いい、休みが多い(同業他社比)と
いった待遇面の引き上げは、彼らにとっては動機づけになり
にくい・・・。
もっと新人従業員の心のひだに分け入ってみると、次のよう
に言えるのではないでしょうか。
「別に社長さんの会社でなくとも、建設業でなくてもいい」
・・・やはり、仕事に対する考え・会社に対する考えが
今までとは違ってきている、ということです。
(次回に続く)
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