この世はでっかい宝島 | 福祉業界の人たちを自分らしく輝かせる専門家 研修講師 石原誠吾

福祉業界の人たちを自分らしく輝かせる専門家 研修講師 石原誠吾

パーソナルブランド、アンガーマネジメント、レジリエンス、ストレスマネジメント

 

新年明けましておめでとうございます(#^.^#)

今年もよろしくお願いします!

 

ところで、このお正月、

30日から2日まで、特養に入所中の

母親を外泊させました。

 

文字通り2人っきりのお正月(゜-゜)

 

家で生活していたときよりも、

施設にお世話になってからは、

精神的にも落ちつき、

ADLも向上しています。

(現在は要介護3)

 

 

とはいえ、外泊中、精神的に

不穏になる場面があったり、

 

今日は明け方から

頻回にトイレの訴えがあるなど、

 

たった3泊4日の外泊でも、

イライラして、ついつい口調が

きつくなることがありました。

 

「悩む イラスト」の画像検索結果

 

「閉ざされた中での家族介護は、

容易に虐待に繋がりうる」

 

当たり前のことですが、

改めて実感しました。

 

 

 

とはいえ、当事者になると

自分のことを客観視することが

極めて難しい・・・

 

自分でも気づかないうちに

大きな不安とストレスを抱え、

いつまで続くかわからない介護に

希望を見い出せず、

 

要介護者に対する愛情が

枯渇していく。

 

あるいは、要介護者に優しく

接することができない自分に

怒りを覚える方もいるでしょう。

 

 

・・・

私も在宅で母親の介護をしていた頃は、

何度も母親に怒鳴ったり、

叩いたり、蹴ったりしたことも

ありました。

 

仕事をしていましたので、

社会との関係が途切れることはなく、

介護サービスも使っていたので、

最悪の事態になることはありませんでした。

 

 

しかし、何かあるたびに、

どうしようもない不安や焦燥感が

私を襲いました。

 

 

人間って悲観的に物事を考えると、

連鎖的にどんどん悲観的・否定的なことを

考えてしまうものなのです。

 

そして、あたかも選択肢が残されて

いないように思ってしまうのです。

 

 

その果てにあるのが、

介護殺人や介護心中かも

しれません。

 

 

 

・・・

多くの人はそうなる前に、

周りに助けを求めたり、

ケアマネージャーさんやヘルパーさんが

介入してくれますから、

 

最悪の事態になることは少ないと

思います。

 

 

とはいえ、悲しい事件が後を絶たないもの

事実です。

 

一発で治せる処方箋はきっと

ないでしょうし、事はそう単純では

ないでしょう。

 

 

ただ、思うんですが、

「絶望に値することなど、そうそうない」

のではないでしょうか。

 

愛する家族を殺め、

自分を殺め、

すべてに幕を下ろしてしまう。

 

それほどの絶望など、そうそうない。

私は少なくともそう信じたい。

 

 

どんな状況でも、とにかく・・・

 

笑い続ける、

恥を捨てる、

人に頼る、

希望を抱き続ける、

 

ことで解決の糸口が見つかるのではないかと

思います。

 

 

なぜなら、

この世はでっかい宝島

だからです。

 

 

人間は一人じゃないんです。

 

同じように苦しんでいる人はたくさんいて、

そんな人たちと励まし合うことができる。

 

手を差し伸べてくれる人もたくさんいる。

困った人を助けようと情熱を燃やしている

人もたくさんいる。

 

人生が好転するチャンスだってたくさん

転がっている。

 

 

世界に対する見方をちょっとだけ

変えてみる。

世の中まだまだ捨てたものではないって。

 

 

今年も希望を抱いて、

「前へ前へ」

進んでいきます。

 

みなさんのご指導、ご鞭撻、

よろしくお願い申しあげます。

 

 

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