志田光が後楽園ホールの後、アイスリボンはぬるま湯だとか、緩いだとか言ったとか。

前にも書いたけど、ぬるま湯にしたのは選手たちだ。
メインに出るこだわりがないことは、団体内での競争力を弱めてしまった。
勝っても負けても試合に出られるから、勝敗の価値を下げてしまった。
ベルトを無差別級にしたことは、制限があることでのストーリーを捨ててしまった。

試合内容が打撃や頭部への攻撃やコーナーからの攻撃が主になり、そういうのが強い選手だけが上にいる状況は、強い選手しか勝てない。いや、それは正しいのだけど。プロレスは3カウントを奪えば勝てるゲームで、弱くても相手をうまく丸め込めば勝てるわけだ。プロレスの試合が盛り上がるシーンは、3カウントの奪い合いのところ。そういうのが分かってない選手ばかりになり、強くない選手が強い選手風に試合をしてるから弱さが目立つ。


で、ぬるま湯発言があったら、以前のアイスリボンならこういう時「ぬるま湯リボン」とかそういうネタで盛り上がると思うんだよね。なんていうか、そういうところがなくなってしまった気がする。

これも前から書いてるけど、仙台女子の後楽園ホール大会で、団体対抗のトーナメント戦の時、アイスリボンはさくらが歌って入場した。あれは最高だよね。多分、今のアイスリボンでは独特なものってないよね。試合数が多いってだけ。

志田の退団ってネタを持ってきても、800人も入ってないのでしょ。道場に来る客以外に興味を持たせないと、後楽園を満員にできない。