そろそろ暑くなってきたので・・・ | ピアノ男のソナチネソナタ(第1楽章)~四十過ぎの初心者だけど2年で音大受験目指してみる軌跡のブログ

ピアノ男のソナチネソナタ(第1楽章)~四十過ぎの初心者だけど2年で音大受験目指してみる軌跡のブログ

「介護は続くよどこまでも~」義理の母マミー(要介護4、一級障害者)のリハビリと介護をしながら自宅で法務事務所をやってます。その他、掃除、洗濯、買い物、チワワのちーくん(チビロワ)のお世話などもやりながら、ちょこっと空いた時間はピアノに没頭しています。

ピアノ男の僕たーちゃん。今日も朝から義母のマミーの歩く練習を
した後は仕事部屋に篭り空いた時間はピアノに没頭した。

しかし昼には近所のスーパーで本日パンが全品20パーセント引き
の日だったのでスタコラサッサと買い物に行く僕。

そして帰宅するとすぐにお客様が見えたので仕事部屋で待機。

その後、お客様が帰られた後にあわてて昼食のパンを食べると今度
は家から歩いて10分ほどの距離にあるマミーの家へと向った。

マミーは元々はそこで一人暮らしをしていたのだが、5年前に脳出
血を起こしてしまってからはマミーの家はただの荷物置き場となっ
ている。

しかしただの荷物置き場ではない。ゴミ屋敷と言っても過言ではな
い程、物でごった返されているが、僕や妻のかっちんはそこを可愛
らしく「マミーのプチゴミ屋敷」と呼んでいる。

今日行った理由は、扇風機とホットプレートが必要だったからだった。

ここの所、我家のホットプレートの状態が良くない。途中で電源が
切れたり点いたりするのだ。おそらくコードに問題があるのだろう
と思うのだが、僕がコードを触って完全に壊してしまったら、今晩
の夕食のお好み焼き作りに支障が出るからということで、あらかじ
めマミーの家のホットプレートを持ってきておこうという事になった。

それと近頃、暑くなってきたので我家に元々あった扇風機は現在マ
ミー専用となってしまっているのだ。

なのでもうひとつ僕の仕事部屋にお客様用の扇風機が欲しいな~と
僕が言うと、妻のかっちんがこう言った。
(※今の今まで扇風機ひとつない仕事部屋というのも驚きでしょ?笑)

「そんなもん、さよちゃん(マミー)の家に行けばなんぼでもあるで。」

そうだった。マミーの家はプチゴミ屋敷なので大抵のものは揃ってい
るのだ。

なので夕方4時過ぎには訪問リハビリの女先生がお見えになるので、
それまでには戻ってこようと3時過ぎには台車を持ってマミーのプチ
ゴミ屋敷へと向った。

しかしあのプチゴミ屋敷、近頃は忙しくて行かなくなっていたのだが
以前はしょっちゅう行っていた僕。そして毎回45リットルのゴミ袋
4袋分くらいのゴミを捨てまくっていた。

だのに全くと言って良いほど物が減っていない気がするのは何故なの
だろうか?

今日、珍しく一緒について来たかっちんが大声で叫んでいた。

「ホンマ、この家には帽子がなんぼ程あんねん!」

見るとマミーの帽子の塊が入った袋を持っていたかっちん。その数は
数え切れない程だった。(おそらく箱に入った帽子とかも沢山あるので
全部集めたら100個近くはあるかもしれないな・・)

その内、駅前にある「タツヤ」という帽子屋さんの横でマミーの帽子
を僕が売ってもいいかな? なんて同じタツヤという名前の僕がぼん
やりと考えたりしている間にも、マミーの帽子の中から気に入った帽
子をひとつヒョイっと被ったかっちんは必要な物を物色していた。

そして袋の中に無造作に何十個も入った石鹸、山ほどある洗剤の中の
1個、デッキブラシ、洗濯バサミ、布団バサミ、夏用のシーツ2枚、
ホットプレートが本日の収穫だった。

それらを台車に乗せてゴロゴロ押して帰ってきた僕とかっちんとチワ
ワのちーくんだった。

汗だくで家に帰りつくと、すぐにリハビリの女先生が現れたので、
シャイな僕はマミーをベッドから起こすとあわてて仕事部屋へと駆け
込んだ。


結局、僕の1番のお目当てだった扇風機がどこに隠してあるのか、一
向に見つからず帰ってきたのだった。

なので汗だくの僕は、暑い部屋の中で難しい課題曲を汗みどろになっ
て練習することとなるのだった。




ピアノってこんなに過酷なのかい?





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