もしも、無人島にたったひとつだけ何か持って行けるとしたら・・・ | ピアノ男のソナチネソナタ(第1楽章)~四十過ぎの初心者だけど2年で音大受験目指してみる軌跡のブログ

ピアノ男のソナチネソナタ(第1楽章)~四十過ぎの初心者だけど2年で音大受験目指してみる軌跡のブログ

「介護は続くよどこまでも~」義理の母マミー(要介護4、一級障害者)のリハビリと介護をしながら自宅で法務事務所をやってます。その他、掃除、洗濯、買い物、チワワのちーくん(チビロワ)のお世話などもやりながら、ちょこっと空いた時間はピアノに没頭しています。

2018年2月に音楽短大を受験するピアノ男たーちゃん。毎日
ピアノ漬けの日々を送っている。

とは言っても、あまりやりすぎて指を痛めてはいけないのでほど
ほどにやっている。時間にすると4時間~5時間くらいかな~?

金曜日のレッスンの前日や前々日は何時間やったからわからん位
やっている。

しかしそのわりには上達しない僕のピアノだった。

だけど僕はピアノが大好きなのさ。

この前、妻のかっちんが僕にこんな事を聞いてきた。

「たーちゃん、もしも無人島にたったひとつ何か持っていけるとし
たら何持って行くんや?」

現実的な僕とは違って、こんな空想話が大好きなかっちんはよくこ
のような事を僕に聞いてくる。

しかし超が付くほどのリアリストの僕は「無人島にたったひとつだ
け何かを持って行ける」なんて状況に、この先なるはずが無いと思
っているのでその質問には答えず黙っていた。

するとかっちんは言った。

「あんたやったらピアノかパソコンやろうな。」

「・・・」

「さあ、どっちや!」

無人島にたったひとつだけ何かを持って行けるとしたら何を持って行く
かというような全く想像すら出来ない話から、無人島にピアノかパソコ
ンどっちか持って行くならどっちや?という話にすり変わった。

なのでリアリストの僕は答えた。

「ピアノ。」

「へ~、やっぱり音大受験生は言う事が違うね~、ピアノってか!
フゥ~ッ、カッコイイね~♪ フゥ~ッ!」

なんか一人でフゥ~ッ!フゥ~ッ!言って感動してる様子のかっちんだ
った。しかし僕は音大受験生だから「ピアノ」って答えたわけじゃな
い。

無人島だと電気が来てないだろうからパソコンなんて持って行っても
意味がないと思ったからだった。

しかしかっちんが満足そうなのでほおっておくと、かっちんは言った。

「あんたは無人島にピアノ持って行くんやな~。」

「うん。」

「ふ~ん、私はカセットコンロな。」

「カセットコンロ?」

「そうや。あんたに獲物取らせても私はあんたと違って生でなんか
よう食べへんからな。あんたは生肉でも生魚でも何でも食べられる
やろ。」

「そんな! 僕のお肉もちょっと位かっちんのカセットコンロで焼いて
くれたっていいじゃないか!」

「あかん。あんたはピアノ持って行くんやろ? ふん、無人島にピアノ
持って行くって何考えとんねん! 楽譜無かったら何も弾かれへんくせ
にな!」

「そんな事言っていいの? 獲物獲るのにはピアノが必要だよ~?」

「なんでピアノなんか必要やねん?」

「ピアノの弦を使って獲物を捕まえる罠を作るんだよ。あれだけ弦が
あれば沢山罠を仕掛けられるからね~。」

「なるほど。それで獲物獲ったら、またピアノに取り付けるというわ
けやな。」

「そうそう。」

「あんたにしてはなかなか良いこと考えるじゃねーか!」

満足げなかっちんだった。

ふふふ、僕もなかなか良い事考えるでしょ?

お互い良いことを考え出したなと満足げな様子だったのに、かっちん
がポツリとこう言った。

「しかし、あんたはこの世に何で調律師というものが存在してるか知
らんのか? 普通にピアノ弾いてても音が狂うから調律師が必要やねん
で? 素人がピアノの弦取り外してそれで獲物捕まえて、また弦を取り
付けるなんて、ホンマ馬鹿も休み休みの言えっちゅーねん! どんだけ
音が狂うか・・・この馬鹿め!」

「・・・」

「まぁあんたは音がわからんから、どんだけ狂っても大丈夫か。」


ギャハギャハ笑うかっちんだった。


みなさんのピアノブログを見させて頂くと、「レ」の音が少し変だった
から調律師さんを呼んで直して頂いたとか書いてあるのを時々見か
ける。

今は音が全くわからないような僕でも、いつかはそんな風になれる
時がやって来るのだろうか?


「今日、僕のピアノの「ファ」のシャープの音が少しおかしかったの
で、なじみの調律師さんを呼んで見て頂きました。 byたーちゃん」



こんなカッコイイ事、いつかブログに書いてみたいぜ。笑



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