レッスンの前は~其の2 | ピアノ男のソナチネソナタ(第1楽章)~四十過ぎの初心者だけど2年で音大受験目指してみる軌跡のブログ

ピアノ男のソナチネソナタ(第1楽章)~四十過ぎの初心者だけど2年で音大受験目指してみる軌跡のブログ

「介護は続くよどこまでも~」義理の母マミー(要介護4、一級障害者)のリハビリと介護をしながら自宅で法務事務所をやってます。その他、掃除、洗濯、買い物、チワワのちーくん(チビロワ)のお世話などもやりながら、ちょこっと空いた時間はピアノに没頭しています。

2018年2月に音楽短大を受験する僕たーちゃん。そんなわけで
毎週金曜日のお昼2時30分には音大受験対策の為に自宅にピアノ
の先生をお呼びしてレッスンをつけて頂いている。

以前「レッスンの前は~」の記事に書かせて頂きましたが、この自
宅の方にピアノの先生に来て頂くというのは、一見教室に通わなく
ても良いので楽チンのように思われる方もいるかもしれませんが、
内心とても気を使う。

自分では気が付かないような部屋の汚れやニオイがあるのではない
かと・・・

そんなわけで先生がお見えになる前日の木曜日には念入りに掃除機
をかけて、当日はコロコロテープで部屋中をコロコロするのが僕の
日課なのだ。(他にも色々とやってるんだけど、それらは前回書いた
「レッスンの前は~」に記載してるので知らない人は読んでね♪)

ほんで、いつもわりとあわただしいレッスン前なんだけど、今回は
前回出された課題曲ブルグミュラー25から11番「せきれい」が
右手弾くのに目がふたつ左手弾くのに目がふたつの合計4つ目が無
いと楽譜見て弾けないような曲だったので、先生がお見えになるギ
リギリまで「せきれい」の練習をしていた僕だった。

この「せきれい」が難しすぎて前日の木曜日は、なんと妻のかっちん
と口論までした僕。内容はこうだ。

「う~ん、この曲はホント難しいよ。片手ずつじゃないと弾けない
んだよ。」

「なんで?」

「右手はビィーンってあっちの方に行って、左手はビィーンってこ
っちの方にあるから右手と左手を見れないのさ。」

「そんな事あるかい、ちょっと弾いてみいや。」

かっちんが僕に「せきれい」を弾くように言ったので弾いてみた僕
にかっちんは言った。

「これのどこが難しいねん?」

「どこがって・・・」

「だから~この曲のどこがどう難しいねんって!」

かっちんのこの人を小馬鹿にしたような言い方に僕が憤慨した。

「どこがどうもないよ! 難しいものは難しいんだから!」

「だから、どこが難しいんやっちゅーてんねん! 具体的に言うて
みいや!」

「難しいのに、どこが難しいなんて難しい事聞くんだったらもういい!
出てって! 出てってよ! あっち行ってよ!」

そう言って、かっちんをピアノ部屋から追い出した僕だった。

ふんっ、僕だってやる時はやるのだ!

しかし数分後、僕は後悔していた。

こんな事をしておとなしく黙っているかっちんではない・・・。

きっとその内何かえらい目に合うぞ・・・。

そう思ってたら、かっちんがフライパン持ってやってきた。

「たーちゃん、これ食べや!」

鳥の皮だ。義母マミーのその日の夕食が焼き鳥どんぶりだったので
焼き鳥を焼いたかっちんは、マミーには鳥の身の方をあげて残った
鳥の皮の方を僕に持って来てくれたのだった。

良かった~、かっちん怒ってなかった♪

かと思ったら、突然髪の毛を引っ張りまわされてこう言われた。

「テメエ、あの位の曲で難しいとか言ってんじゃねーよ!」

「だっ、だって難しかったんだもん!」

「やかましいっ! 難しい思うから難しいんじゃっ! 甘ったれんじゃ
ねーよ! あんな曲は難しいとは言わへんのんじゃ! わかったかっ!」

「あ・・い・・・。」

わかんないけどわかったフリをすると満足げな顔して去って行った
かっちんだった。

結局、かっちんに難しくないと言われたのが良かったのか、あれ程
難しいと思っていた「せきれい」だったが、金曜日のレッスンの前
には少し弾けるようになって来た。

いつもは先生がお見えになるギリギリまで練習すると返って指が疲れ
て本番で動かなくなるからやらないんだけど、昨日の金曜日は弾ける
ようになって来た「せきれい」が面白くて面白くてホントぎりぎりまで
練習していた僕だった。

すると先生がお見えになる20分前の2時10分頃にかっちんが叫んだ。

「たーちゃん、たーちゃん、のし紙が無い!」

「のし紙?」

「先生に渡すハムにのし紙が付いてなかってん!」

先日、ここのブログにも書かせて頂きましたが、いつもお世話になっ
ている僕のピアノの先生にお歳暮のハムを贈りたいって言ってた話な
んだけど、それを実行しようと数日前にハムを取り寄せていたのだ。

当然のし紙も付けておいてくれと頼んでおいた。

しかし取り寄せしたハムの包装紙をはぎ取ると、のし紙が付いてない
事が発覚したのだった。

「たーちゃん、のし紙作って!」

かっちんに言われて、あわてて無料で作れるのし紙テンプレートを
ネットでググってのし紙を作る僕。

これが
 お歳暮

こうなった
 のし紙


「これでいいかな~? 字がすごく小さいけど、作り直す?」

「これでええ、これでええ! 時間ないから。ありがと!」

っとそんなこんなでバタバタしてるとピンポ~ンと玄関のチャイムが
鳴った。

先生がやってきたのだ。
(こんな時に限って、いつもは2時30分ピッタリに来る先生が2時
25分にやって来た。笑)


いつもの事ながら、レッスンの前はいつもバタバタの我家。

果たして、こんな調子でレッスンの方は上手く行くのかしら~?笑



乞うご期待!


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