祖父母が孫に甘いわけは? | 離婚回避・夫婦修復・離婚相談110番! 広島の夫婦カウンセラー・行政書士が対応します

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祖父母が「孫が可愛い」と思う理由は簡単です。

 

原則として祖父母は、

孫が可愛いと感じれらる時しか会わない

からです。

 

 

第一子の子どもが生まれた時、

母親の平均年齢は30歳、父親は32歳くらいなので、

祖父母と孫は約60歳近く離れていることになります。

 

そうなると、二人の会う頻度が高いのは、

せいぜい最初の10年間くらいです。

 

その後は、孫も部活動や受験などで忙しく

なってしまいます。

どんな子もだいたい10年くらいまでは

可愛いのです。

 

そうなると、祖父母の孫への愛情は親の子ども

への愛情よりも特に強いわけではありません。

 

 

 

強いように見えるのは、

孫が可愛いと思える時しか会っていない

ために、その思いが減ることなく強化され

続けてきた結果と言えるでしょう。

 

 

 

 

◆祖父母が孫に甘い訳は?

 

子どもの親が祖父母に対してしばしば

持つ不満として、

 


「お菓子を与えすぎ」

「ゲーム機など余計な物を買い与えすぎる」


というものがあります。

 

 

その原因は、祖父母から孫への愛情には、

利他性(自分を犠牲にして他人の利益を図ること)

があるためです。

 

 

 

利他性を持つことは悪いことではありません。

ただ、祖父母の場合は、

 

「孫の喜ぶ顔が見たい」

 

という意味での利他性に限られている

ところに問題があります。

 

 

親の立場としては、親の子育ては

「子育てはこうあるべき」という親の信念

が強くでがちです。

 

それ自体は悪いことではないですし、

が信念を持って子育てをしたおかげで、

子どもは目先の誘惑に惑わされることなく

無事に成人になれることもあります。

 

 

しかし、これが行き過ぎると厳しすぎる

しつけや体罰といった問題が生じます。

 

 

なので、祖父母は孫の喜ぶ顔を見たい

ばかりにお菓子を与えますが、

そうすると母親の夕飯がたべられなくなると

いうことになるかもしれません。

 

 

 

 

 

また、ゲーム機を買い与えればその時は

孫は喜ぶでしょうが、やり過ぎると他の事が

おろそかになるということまでは考えません。

 

祖父母が孫にかける愛情はあくまでその場限り

のものであって、長い目で見ると子どものため

になっていないというのが親の理論です。

 

 

 

しかし、孫と付き合える時間の限られている

祖父母にしてみたら、

あとで問題が起きることが予想されたとしても、

可能な限り孫の顔を見ていたいと思ってしまう

のです。

 

 

 

 

 

 

◆親と祖父母の望ましい関係とは?

 

親と祖父母が協力していくためには、

両者が良好な関係を持続していなければ

なりません。

 

祖父母が孫を可愛がってくれるのは、

可愛いと感じられる時だけ会っている

からです。

 

 

したがって、祖父母には孫を可愛いと

思い続けてもらう必要があります。

 

その具体的な方法としては…

 

 


1.孫と会う頻度を適度にコントロールする


あまり頻繁に会っていると、面会の希少価値

が失われ、祖父母が孫のために一肌脱ごう

という意欲を減退させてしまいます。

 

次に会う時には孫に何をしてあげようか?

などと祖父母があれこれ考えられるだけの

時間的なゆとりが必要です。

 

 

 


2.滞在時間を長すぎないようにする。

 

一緒にいる時間が長くなるとお互い飽きてきて、

孫も不機嫌になります。

 

 

そして体力のない祖父母は疲れ果てて、

お菓子を与えすぎたり、

テレビばかり見せたりするように、

孫の機嫌をとるために楽な方法に流れて

しまいます。

 

 

これでは親の意に反する結果を招くことも

しばしばです。

適度な滞在時間が有効です。

 


 

一方、祖父母に注意してもらいたいことは、

 

親には子どもを保護する責任があり、

子どもを管理する権限は親に与えられて

いるというこです。

 

なので、子育ての責任者である親の面目を

潰すような行為は慎まなければいけません。

 

 

 

例えば、親が子どもを説教しているとき、

祖父母が孫の肩を持つことは避けるべき

なのです。

 

 

 

特に母親の子育てを批判することはNGで、

祖父母に悪気はなくても

 

「お嫁さんが心を閉ざし、その後の会話ができなくなる」

 

という最悪な結果を招いてしまいます。

 

 

母親に嫌われれば、孫と会う機会は

失われてしまいます。

 

祖父母の役回りは、

「口は出さずにカネを出し、あくまで親を立てて

サポート役に徹する」

 

ということです。

 


これが結果的に孫との関係を維持すること

にもつながります。

 

 

 

 

 

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