間違ったダイエット食の影響

髪のダメージを考える時

私たち美容師はパーマやカラー以外にも

食事に目を向けます。

 

栄養不足は髪や爪はボロボロになりだけではなく

体調も悪くしてしまいます。

 

とくに食事を極端に減らすような間違ったダイエットは

髪の艶を損ない、細く乾燥したパサパサの髪にしてしまうのです。

 

 

何年もかけてダイエットによる髪のダメージを見てきましたが

以前の髪質に戻すためには早くても1年以上はかかるのです。

 

女性の髪が生えるサイクルは女性で3年~5年と言われています。 

人は食べ物を吸収してカラダに栄養を摂りこみますが

 

 

髪や爪は消化される段階で、そのすべてが吸収されるわけではなく

2~3割程度といわれています。(毛髪科学協会の見解)

 

 

それは皮膚とは違い再生能力が無いからです。

髪や爪は切っても痛くないですよね?

それが証拠。

 

ですが、栄養が足りなければその栄養の2~3割はさらに

減っていきますから、髪は弱くなり痛みやすく

薄毛や白髪の原因にもなるのです。

 

 

 

 

間違っていないダイエットとは何をすればいいのか?

・とにかく食べて痩せるダイエットにすることが大切

やはり栄養は食べることでしか摂ることはできませんよね。

間違ったダイエットで隠れ栄養不足になっている可能性があり

髪が痛んでいることがあります。

 

間違ったダイエットというと・・・

過剰な糖質カット、カロリーオフ、自己流の断食、偏った食べ方などです。

 

 

 

 

 

*アメリカの研究で「99,9%はダイエットに失敗する」というエビデンスがあり

ワシントンポストに掲載されたほどです。

 

実験では、200人に数か月のダイエットを行ったところ

成功する人はいましたが、成功後リバウンドなしで持続したのは

たった1人だったそうです。200分の1ということになります。

 

参考文献

(ボブ・シュワーツ著「ダイエットしないで痩せる方法」 白夜書房)

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7%E7%97%A9%E3%81%9B%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95-%E3%83%9C%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%84/dp/4893679503

 

 

 

食を見直す

 

酵素を摂る

 

 

酵素は直接の栄養ではなく、栄養を循環させ

体内でうまく活用させる絶対になければならないものです。

 

とくに、衰え始めた髪や白髪、薄毛に対して

ホルモンバランスを整えた代謝機能を高めます

ので、予防になりますし年齢を感じる世代には積極的に

とっていく必要があります。

 

なぜなら、もともと体がもっている酵素(潜在酵素という)は

老化とともに減っていき一生つづくわけではありません。

ですから、補充が必要なのです。

 

 

 

・タンパク質とビタミンの組み合わせ

 

 

髪はタンパク質でできています。

ビタミン、ミネラルとともに摂取が必要。

 

簡単にいえばタンパク質が血液のもとになり

免疫力を上げ血液から髪が作るので、良い血液を作るには

良質のタンパク質を毎日欠かさず摂るということ。

 

ビタミンÇはコラーゲンを作るのにかかせません。

これが足りないとタンパク質を作る能力が低下します。

 

 

免疫力、体力、筋力が落ちますので結果として

髪を作る細胞も衰え、肌のハリも失いさらには

代謝を上げる機能が下がり太りやすい。

 

 

例えば

レバニラ炒め、鰻丼、ニラ玉、海老とアボカドサラダ

鶏と野菜のアーモンド炒め

オクラ納豆、マグロ丼、豆のミネストローネ、牛スジ煮込み

 

 

 

豆腐ステーキ

バナナヨーグルト、アサリの酒蒸しなど

 

 

 

 

これなら特別な食材は必要ありませんし

スーパーで食材だけ買えば手間もかかりませんよね!

 

 

こういった組み合わせは、髪、爪、美肌にも元気を

与えてくれるレシピになりえます。

 

ぜひ、健康なカラダを作るためにも自分をいたわって

あげましょうニコニコキラキラ