英語力を上げるなら半年以上のアメリカ留学!? | 厚木のこども英会話 幼児からのECCジュニア旭町3丁目教室

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厚木にある英会話教室で、2歳児から大人まで年齢に合った方法で英語を学ぶことができます。

こんにちは。厚木の子供英会話教室の松井久江です。

 

本日のテーマは、「英語力を上げるなら半年以上のアメリカ留学!?」です。

 

 

以前に1ヶ月以内の短期留学の記事を書きましたので、そちらも読んで下さいね。タイトルは、「1ヶ月以内の短期留学の効果は?意味がない?」です。

 

1ヶ月以内の留学の場合は、英語力を上げるというより、外国の文化に触れ、外から日本を見ることによって視野が広がり、考え方が変わるというメリットがあります。

 

もともと英語力が高く、普通に会話ができる人なら1ヶ月以内でも英語力を上げる効果があると思いますが、会話が十分にできない場合は1ヶ月では効果は期待できません。

 

英語力を上げるためには、半年以上英語漬けの生活をする必要があります。起きてから寝るまでずっと日本語は禁止にします。

 

私は30年前にアメリカの大学に留学しました。中学生のころから英語力を上げるために留学すると決めていたので、私の中では予定通りのことでした。

 

 

とはいえ成田で両親や友人に見送られてアメリカ行きの飛行機に乗った時の不安や心細さは今でも昨日のことのように覚えています。

当時1ドル250円の時代だったので安いチケットを買ったせいか直行便ではなく、アメリカのロサンゼルスで国内線に乗り換えペンシルバニア州のピッツバーグに行きました。

 

乗り継ぎが悪かったせいか大学の寮に着くまでに成田を出てから24時間以上かかったように記憶しています。

寮についた私は疲れきって20時間以上眠り続けました。起きて部屋の外にでてみると当然のことながらアメリカ人ばかりで、珍しがって話しかけてきますが何を言っているかさっぱりわかりませんでした。

 

日本にいた時は英語は得意で英会話も習っていましたが、アメリカでは話すスピードが全然ちがい、愕然としました。

 

私が留学したアメリカのスリッパリーロック大学は、ピッツバーグの北の田舎町にある大学で留学生は多いのですが日本人は一人もいませんでした。今はパーティ大学になってしまったようですが、30年前は田舎のまじめな大学でした。

知り合いは一人もいなくて言葉は通じない。さらに講義はさっぱりわからなくて、最初の3ヶ月は本当に苦しかったです。

 


アメリカでの最初の半年は英語があまり上手ではない中国や韓国の留学生と一緒にいることが多かったです。中国や韓国の人は見た目は日本人とあまり変わらないのですが、自己主張が強く、日本人ほど世間体を気にしない印象を受けました。

 

もちろんいろいろな人がいるので一概には言えませんが、たとえば日本人は一般的に英語力はあるのに、話す時には文法を気にしてちゃんとした文章でないと話さない傾向があります。文章を書かせると完璧です。

 

アメリカにいる中国や韓国の人は文法はめちゃくちゃでも、とにかく大きな声で話し、気合いでコミュニケーションをとります。

英語力を上げるために半年以上留学するとしたら、まず羞恥心を捨てて、とにかく積極的に話すことが大事です。多少文法や構文が違っていても、こちらが伝えたいという熱意があれば、相手も耳を傾けてくれますし、コミュニケーションがとれるはずです。

 

留学して半年で日常会話には慣れてきましたが、大学の授業は悪戦苦闘の日々でした。ふつうは語学学校に一年以上通ってから大学に入りますが、私の場合は直接大学に入学してしまったので、勉強についていくのは大変でした。

毎日、寮と教室と図書館を行ったり来たりしていました。教科書をしっかり読まなくてはいけない授業をたくさんとると時間がいくらあっても足らないので、最初の半年は数学を2科目とりました。

 

 

数学はもともと得意だった上に、アメリカは日本ほど数学に力をいれていないのか全く勉強しなくても点数がとれました。

 

外国人留学生が多い大学だったせいもあり、チューター制度があり、無料で家庭教師をつけることができました。

 

アメリカ人の学生がアルバイトでチューターとして、会話を特訓してくれたり、授業でノートがとれなかったところを教えてくれました。チューター料金は学校が支払ってくれます。

 

最初の半年は、1体1の会話は何とかなりましたが、複数のアメリカ人の会話にはついていけなかったので、チューター制度をフルに使わせてもらって、会話を特訓しました。

 

半年以上たってからは、英語力も上がりグループの会話にもついていけるようになったので、チューター制度はほとんど使いませんでした。

 

大学は留学生が多いといっても、ほとんどがヨーロッパからの留学生だったので、みんな英語は上手でした。

 

スウェーデンやデンマークやオランダやドイツの留学生は、とても自立していて将来のことを深く考えていました。

 

ヨーロッパの留学生とは、徴兵制度や文化の違いなど、いろいろな話をしました。ヨーロッパをとても身近に感じました。

 

大学では、年に1回インターナショナルディナーを開催し、留学生が料理を振る舞います。アメリカ人生徒にとっては、外国について知る良い機会です。

アメリカの大学は夏休みが3ヶ月以上あり、主に留学生のために夏季講習が行われ通常の学期のように単位がとれるので、2年目の夏休みは帰国しないで夏季講習をフルに受けました。その甲斐あって4年制の大学ですが、3年で卒業しました。

アメリカの大学での3年間は勉強ばかりしていました。おかげで卒業後、ニューヨークで就職したときは、英語が上手だといろいろな人に褒められました。

 

私のように大学を卒業するという目的がなく、ひたすら会話の練習ができる環境にいれば、半年以上いればかなり上達すると思います。

 

英語力を上げるためにアメリカにいる間は、絶対に日本語は喋らないと決め、半年以上英語しか通じない状況に自分を追い込みます。

 

アメリカにいれば、子供からお年寄りまでみんな先生です。子供同士の会話もおばさんたちの井戸端会議もすべて英語力を上げるための教材になります。会話を聞いているだけで勉強になります。

 

日本人がたくさんいるところですと、易きに流されますから、どうしても日本人だけでかたまってしまって、せっかく半年い以上アメリカに行っても英語力を上げる努力をしないで帰ってくることになります。

 

留学する場所はとても大切なので、予め日本人がどのくらいいるか調べておく必要があります。せっかく高いお金を払って行くのですから、英語力を上げるために半年以上、日本語は喋らないと決意し、日本人とは距離をおくことをおすすめします。

 

アメリカに半年以上留学して、一緒にスポーツをしたり、遊んだりして、実践的な英語を学びましょう。英語力を上げるために、趣味が同じ人を見つけて仲良くなりましょう。

 

夜、部屋に戻ったら、その日に覚えた言い回しをおさらいし、いろいろなシチュエーションでの会話を想定して言い方を考えておくのが、英語力を上げるためには必須です。

 

テレビはどのチャンネルも英語が聞けるので、半年以上の間、一生懸命見てリスニングを強化しましょう。アメリカに行けば、教材はどこにでもあるので、活用して物にできるか否かは自分次第です。

 

英語力を上げるなら半年以上のアメリカ留学をおすすめします。もちろんカナダでもイギリスでも英語が母国語のところならOKです。

 

幼児や小学生でネイティブの英語をたくさん聞いてリピートしていたら、中学や高校で半年以上のアメリカ留学は大変効果的です。

 

英語力を上げるには、小さい時にネイティブの英語をたくさん聞いて真似することが一番の近道です。

 

本日のテーマは、「英語力を上げるなら半年以上のアメリカ留学!?」でした。

 

 

 

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