こんにちは。厚木の子供英会話教室の松井久江です。
本日のテーマは、「マンツーマン英会話教室のメリット・デメリット」です。
英会話教室には講師と1対１で行うマンツーマン方式と講師1人と生徒数人で行うグループレッスンがあります。それぞれのメリット・デメリットを確認して、自分に合った勉強法で習得したいですね。
シェーン英会話やGABAなどマンツーマン英会話教室は多くありますが、メリットは何でしょうか？初心者にはどちらがいいのでしょうか？
最大のメリットは、講師と２人きりですから、自分が話す時間が長くなりますね。講師は生徒になるべく話してもらおうとしますから、４０分間はすべてあなたの時間です。
英会話教室に行ったら、とりあえず発話しないことには上達はありませんから、好きなだけ話すことができるのは魅力です。
グループレッスンですと、4人いれば持ち時間は一人10分ですし、空気が読めなくて一人で喋り続ける人がいたら、一言も発さずに終わることもあります。
特に初心者は、すぐに言葉が出てこないと、後回しにされたり、持ち時間が短くなる可能性もあります。
マンツーマン英会話教室の２つ目のメリットは、講師はあなたの英語を一生懸命聞いてくれて、直してくれるでしょう。言おうとしていることをくみ取って、丁寧に教えてくれるでしょう。
特に初心者ですと、言いたい気持ちが先行して言葉がついてきませんから、とてもストレスなのですが、マンツーマンなら講師は笑顔で対応してくれます。
マンツーマンのレッスンの場合は、あなたが主役ですから、自分のペースで話したいことを話せばいいのです。
それに比べてグループレッスンの場合は、講師はなるべく全員に話してもらおうと思いますから、初心者でも一人づつ細かいところまでは直してくれませんし、言いたいことをくみ取ってもくれません。
マンツーマンの場合は、講師はあなたに合ったトピックを選んでわかりやすく話してくれるので、達成感が感じられ、モチベーションもアップするでしょう。
マンツーマンの３つ目のメリットは、他の人に気を遣う必要がありません。グループですと、一番上手な人やおしゃべりな人が中心になって話して、話に入っていけませんが、初心者でも講師と２人なら心配いりません。
また、グループの場合は、「こんなこともわからないって思われるかな？」とか「今何て言ったかわからないけど、恥ずかしくて聞けない。」ということがありますが、マンツーマンなら講師だけですから、そういった心配は無用です。
４つ目のメリットは、質問があったら、いつでも聞けますし、レッスンの内容やトピックも自分がやりたいようにカスタマイズすることができます。
グループの場合は、カリキュラムが決まっていることが多く、すぐに実践で使える内容ではないかもしれません。
5つ目のメリットは、マンツーマンの場合は決まった曜日の決まった時間ではなくて、自分の都合に合わせてスケジュールを組むことができます。
グループの場合は、曜日も時間も決まっていますので、都合が悪くなると欠席せざるを得ません。
マンツーマン英会話教室のメリットはたくさんあることはわかりましたが、デメリットは何でしょうか？
最大のデメリットは、料金が高いことです。だいたい40分で一回7千円くらいです。経済的に余裕がある人には何でもないでしょうが、1ヶ月3万円は普通の会社員には大変です。
グループレッスンですと、その半分か3分の１ですから、マンツーマンの料金は非常に高いことがわかります。
2つ目のデメリットは、緊張感がないことです。他の生徒がいると、特に初心者は間違えないように集中してレッスンができますが、1人ではだらけてしまうかもしれません。
性格にもよりますが、ある程度の緊張感はあった方が集中力が高まります。マンツーマンですと、なーなーになってしまうかもしれません。
3つ目のデメリットは、刺激が少なく、モチベーションがわきにくいことです。グループですと、他の人のレベルが高いと自分が知らない単語や表現を使うので、特に初心者は新しいことを覚えることができます。
マンツーマンですと、講師もあなたのレベルに合わせるので、あえて難しい表現は使いませんから、自分で努力しないと上のレベルに行くのは困難かもしれません。
このようにマンツーマンとグループレッスンはそれぞれメリット・デメリットがありますので、今の状況やご自分の性格に合わせて選ぶのがいいと思います。
経済的に余裕があって、月々3万円は払えますが、まわりに気を遣って、ついつい遠慮してしまう人はマンツーマンの方がいいと思います。
経済的に余裕がなく、月々1万円から1万5千円しか払えない人は、グループレッスンがいいでしょう。
英会話教室の選び方に関しては、「大人になってから気軽に通える英会話教室は？」を参考にしてくださいね。
しかしどちらにするにしても週1回40分英会話教室に行くだけでは、英語を話せるようにはなりません。
現在のレベルにもよりますが、英語は反復練習なので、週に1回数十分話すだけでは、話せるようになりません。
英会話教室の上手な使い方は、毎日こつこつ勉強したことを、レッスンで披露して、モチベーションを上げることです。
初心者なら、挨拶からはじまって基本的なフレーズを覚えていきます。すらすら出るまで練習したら、英会話教室で講師に言ってみましょう。通じたら自信がつきますから、モチベーションアップになります。
基本的なフレーズに関しては、「【保存版】よく使う日常英会話のフレーズ５０」を参考にしてくださいね。
基本的なフレーズはもうすらすら出てくる中級の人は、あるトピックに関する自分の意見を英語でまとめて練習し、レッスンの時に講師に試してみましょう。
講師が理解してくれたら大成功ですし、センテンスを直してくれたらさらにレベルアップにつながります。
このように独学と英会話教室を組み合わせて勉強する方法が一番効率が良いと思います。本気で勉強したら、誰でも話せるようになります。
英語が話せるようになりたい人は、「大人になってから英語を恰好よくぺらぺらに話せるようになるコツは？」を読んでくださいね。
当教室でも、これまでにマンツーマンのクラスがありましたが、生徒の性格によってメリットにもデメリットにもなりました。
幼児や小学校低学年ですと、だいたい緊張感がなくなり、無駄話が多くなってしまい、デメリットでした。学校での出来事や週末に遊んだことなどをいろいろ話してきます。
ECCのオリジナル教材の中には、単語や表現が定着するためにアクティビティといって生徒同士で習ったことを使ってゲームをする学習があるのですが、１人ですとそれもできず、繰り返し練習がどうしても少なくなり、デメリットになってしまいます。
しかし中には小学校低学年でも非常にストイックで上昇志向が強い生徒もいます。時間が余ったら英検の勉強をしたいと言って１分１秒も無駄にしないで、マンツーマンのレッスンをフルに活用している生徒もいます。
子供の場合は一般的にグループレッスンの方が、緊張感や集中力が高まり、家庭学習もきちんとやってくるケースが多く、効果が出るようです。
どちらにせよ、せっかく当教室に来てくれたのですから、全員英語がペラペラに話せるようになって、当教室に通って良かったと言ってもらえるように、これからも頑張って教えていきます。
本日のテーマは、「マンツーマン英会話教室のメリット・デメリット」でした。
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