台風が近づく時に起きる体の不調や、持病の悪化などを「気象病」といいます。
特に女性の7割は、天候の変化による体調不良や精神面の不調に悩まされることも多く、女性がイライラする原因は台風だったりすることもあるので要注意です。
不調の原因は…
低気圧によって空気中の酸素の濃度が低下してしまう。
交感神経の働きが制限されて、逆に副交感神経の働きが優位になることにより、自律神経のバランスが崩れて、頭痛、倦怠感、食欲不振などの症状が出てきます。
また気圧の低下により、体のあちこちが膨張しやすく血管が膨張して低血圧になったり、頭の血管が膨張することで頭痛が起きたりします。他にも血液やリンパ液など全身の流れが悪くなり、体調不良が起きるとも言われます。
血管が拡張することで起こる頭痛 『低気圧頭痛』は気象病のなかでもとても多くの人が感じています。気圧が変化することによって頭蓋骨内の圧力が変化して血管が収縮するため、血管が拡張する際に周囲にある神経が刺激され頭痛が起きてしまうのです。
【気象病にならないようにする予防法】
血液中の酸素の濃度をあげる事がポイントです!
●深呼吸をして自律神経バランスを整える
●お風呂にはいって体を温めて血行を良くする
●汗をかいて余分な水分を排泄する
などがおすすめの養生法です。
低気圧頭痛は急激な気圧の変化によって血管が膨れ、神経を圧迫することで起こりますので、もしもこの時期に頭痛を感じていたら薬を飲むよりもまずはゆっくり休んでみて下さい。
※あとは無事に台風が去っていく事を祈りましょう…