こんにちは、ひろです。
今回もブログお休み期間の出来事の報告、今回はサブタンクとして稼働していた30cmキューブハイサイドOF水槽のお話です。

タイトルのとおりなのですが、水槽畳みました。


ブログお休み期間の間にいろいろありまして…





その〜






一言でいいますと
崩壊しちゃったんです↓↓



ただ、原因がはっきりするまでに数ヶ月を要しました。



ブログを中断するまでの30cmキューブハイ水槽にはイナズマヤッコとロウソクギンポ 2匹がいました。
30cmキューブハイ水槽の上にはスレンダー水槽を設置していて、そこにはペルクラクラウンとオヨギイソハゼがいました。


それぞれが☆になることなく元気にしていたので2月に入ってからチンアナゴ・ニシキアナゴの飼育を再チャレンジしてみました。




まず、ニシキアナゴを投入してみたのですが…
砂に潜らない…

写真では底に沈んでますが水槽の中域から水面を漂ってばかりいました。




そして砂に潜ることなく投入翌日、翌々日と☆に…



1匹だけ底砂に潜ってくれたのですが餌付くことなく、次第に底砂から全身を出して潜らなくなり1週間ほどで☆になってしまいました↓↓




少し日を置いてチンアナゴにチャレンジしてみたのですが…
やはり底砂に潜らない…
ニシキアナゴ同様に中域から水面を泳ぎ続け、いざ底に移動してもわざわざ砂がなく空洞化しているSuper Wave Acceleratorの脇に入り込んでるし汗



3匹投入してなんとか1匹だけ潜ってくれましたが残りは☆になってしまいましたガクリ



生き残ってくれた1匹はなんとか餌付けも成功したのですが、残念ながら2ヶ月ほどで☆に…



水質のチェックでは異常は見られませんでした。




そもそも先住の魚達は健在
チンアナゴ達の飼育を始めた際にルビーレッドドラゴネット(ミヤケテグリsp)も購入してみたのですが☆になることなく餌付けも成功…




なぜ…?



とりあえず底砂がヤバそう、というのだけはなんとなくわかりチンアナゴ飼育は断念する事になってしまいました↓↓



そして5月のある日、30cmキューブハイ水槽にトラブルが発生…





なぜかオーバフローせずに水が大量に溢れる事態が発生しましたあせる




なぜ???





調べてみるとコーナーカバーのスリットがバクテリアの塊らしき物で詰まっていることが判明ハッ




なぜに…?





実は以前から30cmキューブハイ水槽の給水口からドバっとバクテリアの塊らしきものが噴き出す事がありました。




どうやらここに付着し堆積していたようなんです
逆流防止弁…






30cmキューブハイ水槽は景観重視で配管を全く見せないようにするためにコーナーカバー内に配管を収納していました。
さらにコーナーカバー内を有効活用するために水槽底面から15cm程の高さに給水パイプを通す穴を空けて底面から吹き出すように給水する仕組みになっていました。


そのため、ポンプが停止した時などの逆流対策としてLSSの逆流防止弁を付けていたのですが…



どうやらそこにバクテリアの塊が付着していたようです。



30cmキューブハイ水槽の揚水ポンプには強力なエーハイムコンパクトポンプ2000を使用していたのですが、どうも弱い印象を感じていました。



クルクル回るはずのSuper Wave Acceleratorがある時期を境にほとんど回転しなくなってしまいましたし…


今思えばウールボックスへ流れていく排水も少なめだった気が…


どうやら配管内で詰まって給水量が減っていたようで、何かの拍子にバクテリアの塊が取れて水槽内へと吐き出される状況となっていたようです。


こうしてスリットを詰まらせオーバフローする事故を起こした事でひとつの推論ができました。




①揚水ポンプが配管内でのバクテリアの付着によって抵抗が増して給水量が減少

②給水量の減少により30cmキューブハイ水槽の循環する水は少なくなり、スキマーを介して溶存酸素が豊富な水が充分に供給されない事態に

③底砂は底面吹き出し濾過を併用していたために残餌や糞などの汚れは数値に現れないレベルにまできちんと濾過され先住の生体達は飼育可能な水質を維持
反面濾過が機能することで底砂内(底面付近も?)の酸素がますます減少し、 チンアナゴ達が生活をするには困難な酸欠状態へ


こんな感じだったのではないかと思います。


さらにオマケで言えば水流ポンプをRW-4からSW-2にしたことで底面への水流が低下し、ますます底面は淀んだ状態になっていたかもしれません。




というわけで、飼いたい生体が飼えない環境であることがわかり、大量の水漏れを起こして掃除をしなければならなくなったこともあって思いきって30cmキューブハイ水槽は畳む事にしたのでした。




そういえばSuper Wave Acceleratorが回転しなくなった事に気づいたのは去年の夏頃…
硫化水素によるトラブル?が発生する少し前だったような気がします。
今思えばあの時も飼育水の循環が悪くなった事が引き金になっていたかもしれません…




こうして30cmキューブハイ水槽をサイドOF加工して使用してきましたが、残念ながらわずか1年弱で畳む事になったのでした。



今後は90cmOF水槽1本での飼育へ専念して小型水槽は断念…




すると思います?




んなわけありませんビックリマーク




リベンジしますよビックリマーク




今度は見た目だけじゃなくより厳密にシステムを構築してビックリマーク





というわけで我が家の海水魚飼育、2nd stageに突入ですバフッ!バフッ!


次回をお楽しみにビックリマーク

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