【読了】『あのとき、僕らの歌声は。』 | 毎日がAAA色~AAA応援ブログ~

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AAA・與真司郎さんのファンによるAAAファンブログです!



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以前から、よくブログの読者さんに「本とか小説よく読まれるんですか?」といった質問をいただくのですが、本や小説どころか教科書の文すら途中で投げ出してしまうほど、活字を普段読んでいないので、よくこんなんであんなクソ長いブログを書いてるなと自分でも思います。

そんな話はさておき、今更ながら読んできました。小説全く読まないという前置きをしつつもAAAのことになるとやっぱり自分の想像以上の無駄な力を発揮し、3時間弱で読了。早えわ。



以下、小説の感想を書いていきます。あくまでも人それぞれ様々な捉え方や感じ方がある中での私自身の感想です。小説内容の多少ネタバレ含みますので、これから読んでみようとお考えの方はお気をつけください。





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自分たちから集まったグループ、好きな仲間同士集まったグループ、集まりたい者同士が集まったグループがある中、AAAは集められたグループ。しかも男女混合。だからこそ、衝突も苦労もすれ違いもたくさん数え切れないぐらいあったと。男女混合という珍しい構成のグループが10年以上の時間をかけてここまで大きくなれたことは本当に凄いなって、「凄い」という言葉で表すことができないぐらい、その努力や苦労、挫折の日々は想像を絶するなと、小説を通して思いました。



ソロを目指してレッスン生活を耐え抜いていた中、突然ユニットで活動すると言われ一瞬戸惑いを見せつつも「やります」と断言した宇野ちゃん。AAAとして活動していく中でAAAがいつまでも売れない中で、7人バラバラになってやってみようと提案されたときの、「7人じゃなきゃダメ」と言い放ったのも宇野ちゃん。小説を通して、宇野ちゃんの中のAAAに対する強い思いが改めて見えた瞬間でした。

そして、メンバー1人1人たくさんの努力や苦労あっての今だと思うけれど、やっぱりリーダーであり最年長である直也くんの存在はAAAにとって、メンバー1人1人にとってとても大きかったんだなと小説を通して改めて思いました。「リーダーらしくないリーダー」、以前にっしーが直也くんへ向けて語りかけていたように、直也くんのリーダーらしくないところ、そんな姿からきっと今まで数え切れないほどメンバーは救われてきたんだなと思います。

「AAA日高光啓」と「SKY-HI」、色眼鏡との戦いをし続ける日高くん。日高くんのがむしゃらに挑み続ける姿、本当にかっこいいなってよく思います。自分の好きなとこ、やりたいこと、こんなにも全力で打ち込める人は本当にかっこいい。

AAAでの自分の立場を見失い、自分の存在価値の模索し、「ファッション」で自分を切り開いていったちあちゃん。メンバーの中で1番小柄で小さな身体をしていても、ちあちゃんって本当に強いなって。底知れぬパワーを持っているなと改めて感じました。

ずっとそばにいたメンバーの存在、そして「恋音と雨空」との出逢いによってたくさんのAAAの可能性を感じたにっしー。ライブではもはや定番となった「恋音と雨空」、正直言うと聞き飽きたと思うほど聴いているけれど、小説を通して「恋音と雨空」はAAAにとって大きな転機であり、こんなにもAAAにとって大きな可能性をくれた大切な曲なんだと知ったとき、ファンとして、ファンだからこそ大切にしていかなきゃないけないのかなと気づかされました。

舞台という新たな挑戦を通して、自分の限界へ挑んだ秀太。秀太にとって「舞台」という挑戦がこんなにも大きいものだったんだと初めて知ることばかりでした。決して逃げずに挑む秀太、秀太の何事にも熱く全力投球するところ、好きでありかっこいいなってよく思います。

ボーカルとしての立場、トラウマと戦い続ける與さん。わたしは與さんが歌う歌が大好きです。與さんの歌声ってこみ上げるものが毎回あるんですよね。だからこれからも自信を持ってたくさん歌ってほしいと思います。與さんの歌を待ってる人、たくさんいます。




先が見えないレッスン生活、デビューを目指して必死にがむしゃらに戦ってきた姿、大舞台と現実のギャップ、ずっと支えてくれた大切な仲間との別れ、「売れない」もどかしさ、自分の存在価値の模索、自分の限界への挑戦、トラウマとの戦い、など小説を通して、「あの時、このメンバーは自分の知らないところで、見えないところで、こんな葛藤や苦労と戦っていたんだ」と思うシーンがたくさんあって、自分が知らなかったAAAがこんなにもあったのかと胸が締め付けられるような思いがしました。

AAAとして活動していく中でのメンバー1人1人見えない苦労や葛藤が数え切れないぐらいあったこと、それを隠して日々全力で戦っていると思うと7人ともやっぱりプロだなぁと改めて思いました。



そして、私がこの小説を通して1番心に残ったのは西島隆弘と與真司郎の関係性について書かれている部分でした。箱ティッシュ使い切る勢いで消費するぐらい泣いた。

性格も生き方も全く違って、何度も激しく言い争って、1番ぶつかり合っていたにっしーと與さん。そんな中、「美味學院」をきっかけに2人で同じ仕事をして、2人で過ごす時間が増えていくことで、2人の空気も変わっていって。中でも時間や自分の生活スタイルに徹底している與さんが「ダイエットでもしようかなと思って」と嘘をついてまで、にっしーのために昼食休憩時に自分の食事の時間を削ってにっしーの芝居の練習の相手をするところは本当に涙が止まらなかったです。

「俺は彼にとってどんな存在なんだろう?」そう問い続けたにっしーに対しての與さんの答えが「にっしーのこと今まで嫌いだったけど、好きになったかも」という2007年のライブの打ち上げにて與さんが発した有名な言葉にあるように、與さんがにっしーを認めたことで、にっしーが大泣きしたとかもう・・・ただただ涙止まらないというか・・・

「美味學院」を通して過ごした時間や経験が、今の2人を築き上げてくれたんだなと。

普段、與西與西言ってるけど、実際じゃれ合うだけじゃない、それだけじゃなくて、若い頃からたくさんの辛く苦しい現場や修羅場を2人一緒に乗り越え、積み重ねた時間という「重み」があったからこそ作れた、にっしーと與さんの2人の関係性が好きだと改めて思いました。




この小説は、メンバーそれぞれのへのインタビューをもとに創作した小説だということで、語りきれていない部分や、文字だけでは伝わりにくいところも、「創作」ということで多少盛って表現されている箇所もたくさんあったと思う。実際に、先ほど触れた「與さんの昼食を削ってまでにっしーの芝居の手伝いをした話」も、後々思えば「創作」なのか「実話」なのかハッキリとは言い切れない。どこまでが真実で、捉え方も人それぞれだと思います。

それに、全くゆかりんについて触れられていないです。あたかも最初からいなかったかのように。読み手にとって、良くも悪くもそれぞれ様々な捉え方や感じ方があると思いました。


だけど、私は読んでよかったと思いました。多少フィクションが混じっていたとしても受け入れるべきものなのかなと。ありきたりな感想になってしまうけど、私は小説を通して、AAAが今の自分を支える存在で本当に良かったと改めて実感させられたし、自分がそんなAAAを支えているファンの1人でいれることの幸せさを痛感しました。


小説を読んでいるとき、松浦社長のインスタにAAAとの写真がアップされていて。それを見たらメンバー本当にすっっごく一人一人いい顔してて、みんなすっごいいい顔して笑ってて、笑顔で社長と肩を組んだりピースをしたりしているAAAがいて、それでまたおかしいぐらい泣けて。

代々木公園でがむしゃらに踊り、ステッカーを配り、その場で捨てられていたと小説に綴られていたAAAが、今ではドーム規模のライブ会場で5万人を魅了しています。

前にも話したように、AAAがやっとつかんだドームライブは、私がAAAのことを大好きだと改めて強く実感させられたライブでした。


キラキラしているとずっと思っていたエンターテイメント界など、決して明るいだけの世界じゃないんだなって、今年目を閉じたくなるほど目の当たりにしてきました。知りたくないこと知らなくてもいいこと知りたくなかったことたくさん知って、エンターテイメント界に以前から抱いていた希望も夢もなくしていた時、ドームのステージで全力で踊り、全力で歌い、笑っているAAAを見たとき、エンターテイメント界捨てたものじゃないなと改めて気づかされました。



AAAを好きになってAAAを目標にいろんなこと頑張れて夢を持てて、夢を見れて。AAAを好きになって数え切れないほどたくさんの人に出逢えて、AAAとの出逢いは私を大きく変えてくれました。

AAAのこと好きになった当時、まさかここまで好きになるとは自分でも思っていませんでした。AAAがくれたたくさんのきっかけやAAAが繋げてくれたたくさんの縁があるから今のわたしがいるんだと強く思います。AAAに出逢えて本当に良かった、こればかりです。


與さんはもちろん、にっしーも直也君も宇野様も日高君も秀太もちあちゃんも、AAAメンバーのこと7人みんな大好きで、みんな大切です。それぞれいろいろな思いや経験、苦労を数え切れないぐらい積んだ7人だからこそ好きです。いつも私らの前に立って歌い続けてくれて、いつもニコニコしててくれて、楽しませてくれて、元気くれて、夢中にさせてくれて、明日への希望をくれて、生きる力をくれて、なによりずっとAAAでいてくれて本当にありがとう。と心の底からお礼が言いたい。だからこそ、これからも全力で応援して、ファンとしてAAAを支えていくのが1番の答えであり最善の方法なのかなって思いました。






まっちも