なにか事が起きるとき、そこには必ず原因がある。
そう、必ず。
どんなささいなことであろうとも、必ず原因があるから、事が発生するのだ。
私が小学生くらいの頃の話である。
夕方、雨戸を閉めていたときに親指を挟んでしまった。
(今は少ないかもしれないが、横にスライドする雨戸であった)
親にそれを伝えると、
「あんたが親に反抗するから、親指を怪我したんだよ」と言われた。
また、別のとき。
とてもお腹が痛い日があった。
すると、
「弟と喧嘩ばかりするからお腹(仲)が痛くなるんだよ」と言われた。
要するに、悪い事をしたらバチが当たるよ、ということである。
親指を挟んだのは、自分の不注意が原因であったかもしれない。
お腹が痛かったのは、なにか食べ過ぎたことが原因であったかもしれない。
ただ、そういう直接的でないところにも原因というのはあり得るんだ、という話である。
この逆もあると思う。
つまり、いいことをしたらいいことが返ってくる、ということだ。
こういう考えが、きっと自分のなかにはある。
だから冒頭にも言ったように、なにか事が起きるときには、必ず原因があるんだと思う。
それは、ときには目に見えない原因かもしれないね。
今、自分がぶつかっている壁。
ここにも必ず原因がある。
そしてその原因は、幸運なことに、自分でよく分かっている。
その原因を取り除いていくしかない。
なんだか、とってもボヤッとした内容になってしまった。
それもそうだ、自分であえて靄をかけているんだから。