8月27日付の記事で、捨てる筆記用具を選んだ、と書きましたが、先日、全て何とか送り出すことができました。

数回に分けないといけないかな?と思っていたのですが、15本をまとめて1回で済みました。(他の6本は、その前の収集日に出しました。)

 

捨てるものが決まったら、あとはゴミ袋に入れるだけでしょ、何を大げさな、と思われるかもしれませんが、OCD の症状が完全になくなったわけではない私には、実はここからが大変なのです……

 

まず、まだしっかり書けるものを捨てる分に回していないか、の確認作業が待っています。今回は、まだ少し書けるけれどすぐにインクがかすれるペン数本も結局処分することにしたので、やはりこの確認作業がすぐには済まず、大変でした。

 

それから、芯を交換すればまだ使えるもの(それもプラスチック素材)を捨てることに対する罪悪感との戦い。

 

こんまりさんは、モノを捨てる時、必ず「今までありがとう」と感謝するように、と言っています。そうすれば、また別のかたちで戻ってくる、とも。

人によっては、これをくだらない、意味が分からない、と言うかもしれませんが、私にとっては、罪悪感を軽減する有効な方法です。

そこで今では、何か捨てる時には必ず一つずつ手に取り、「ありがとう、さようなら、また別のかたちで」と声をかけることにしています。

 

「いつか必要になったらどうしよう」という不安感だけは、ほぼ払拭できました。

カレン・キングストンもこんまりさんも「断捨離」も、その他の片づけの方法論でも、その「いつか」はまず来ない、と言われています。

 

たとえば、カレン・キングストンは次のように書いています。

「『いざという時のために』ものを溜め込むのは、自分の未来に信頼を置いていないことです。ですから捨てたとたんに必要になるのではないか、と心配すれば、それがどれほど些細なものであれ、あなたの潜在意識がその通りの状況を作り上げるのです。」

 

さすがの私も、出したゴミ袋が収集されていってしまったらもうどうしようもないので、そこでやっと意識からも手放すことができるようになります。

 

OCD の症状がひどかった頃は、どんな小さなモノを捨てる時でも、確認せずにはいられず、それを回避するために、だんだん捨てられなくなっていったのだと思います。

当時は、もう使わないペンを捨てるなんて到底できませんでした。

 

ここまで回復できたことに感謝しつつ、また、残したペンを1本ずつ大切に使い切りつつ(また時間をおいて厳選するかもしれませんが)、これからも少しずつでも片づけを進めていければと思っています。

 

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どくしゃになってね…