ミュシャ展へ行った | 高橋瞳子のおいおい漫画

高橋瞳子のおいおい漫画

いつの間にか忍び寄っている“老い”についてマンガで綴ろうと思っていましたが、
最近は習い始めた水彩画ばかり描いています。

4月上旬

六本木にある国立新美術館でやっている

ミュシャ展」へ行ってきました。

 

国立新美術館では、1階で「草間彌生展」を、

2階で「ミュシャ展」が開催されていて、

平日にもかかわらず、結構な賑わい。

 

美術館内の木々は、草間彌生仕様にデコレーションされています。

 

ミュシャ」ってご存知ですか?私は詳しくは知りませんでした。

フランスでは「ミュシャ」と発音しますが、

出身地のチェコでは「ムハ」と言い、男性です。

 

ミュシャはアールヌーボーの作品が有名で、

ポスターは1度は見たことがあると思います。

「ジスモンダ」

パリで女優サラ・ベルナールが主演した舞台のポスター

 

35歳でこのポスターが世に出るまで、ミュシャは困窮していたそうです。

これをきっかけに、ミュシャは数々のグラフィックアートや装飾デザインを手掛けます。

 

その後アメリカを経て、祖国チェコへと帰ったミュシャは、

50歳のときから16年の歳月を費やし、

スラブ叙事詩」の大作を描きます。

これは、高さ6メートル幅8メートルもある20作の連作で、

スラブ民族の苦難と栄光の歴史を描いたのもです。

「スラブ民族の賛歌」

 

ミュシャのデッサン力・構図力・彩色力・表現力の素晴らしさには圧倒されます。

その緻密さ繊細さには、相当の精神力と体力も必要とされます。

 

仕事量も相当なもので、ポスターや絵画のほかに、

彫刻作品や、切手・紙幣のデザインなどまで手掛けていて、

もう、観るだけでこんなに疲れてしまうんですから、

これを描き上げたミュシャの創作意欲と情熱には、驚くばかりでした。



ミュシャ展は6月5日まで開催されています。

興味のある方は是非行ってみてください。

圧倒されますよ! 

 

この日、立ち寄った檜町公園の桜がちょうど見頃でした。

 

 

 

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