読み放題”Kindle Unlimited”のその後 | 群馬県安中市の地域に密着≪あやこまごころ診療所≫院長女医あやこ先生のブログ

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群馬県安中市磯部に≪あやこまごころ診療所~糖尿病・ダイエット・予防接種・訪問診療~≫医療情報・診療所の様子・プライベートな事などを書き綴っています。

こんにちは、糖尿病専門医の原田文子(はらだあやこ)です。

2017年春を目標に群馬県安中市でまごころ診療所(仮)~内科・小児科・漢方・ダイエット・断食道場~開設準備中です。

 

 

アマゾンさんの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」が突然始まったのが83日。月980円で約12万冊の本や雑誌、漫画などが読み放題、これは画期的と思い、すぐにユーザーになったのだが、初回月の無料期間を終えずうちに、私はいそいそと撤退してしまった。

 

こちらのサービスにはまったのはほんの数日(初日の興奮記事はこちら)。最初にDLしたのは、経沢香保子さんの『ベンチャー魂は消えない』そして、漫画『女帝シリーズ』を10巻位まで一気にDL。その後“経営”“起業”関連本をどどーーんとDL。これが数日間の勢いで、その後雲行きが急に怪しくなった。

まず女帝シリーズを読むと熱中してしまい、やらねばいけないこと(主に仕事関係なのだが、資料読んだり、メールやりとり等)が後回しになり生活リズムがおかしい事になった。お金を払い一冊ずつ買って読む、という従来のやりかたであれば、そのような事にはならない。中毒状態に陥ってしまったのだ。

 

また、DLしまくった経営や起業関係の本。これ、パラパラっと見ただけで全然心に落とし込む事が出来なかった。欲しい、と思う知識や情報はそれに見合うだけの対価をかけないと、自分自身の血や肉にはならないのだと思ったのだ。無料セミナーや無料講演会なども同じと思う。無料で手にいれた情報は有難さがないのだ。逆にお金を払ったものであれば、例え少額であったとしても“元は取ろう、いやそれ以上もものを得よう”というのが心理だ。

 

それから電子媒体というのが、私にとってはあまり馴染みがないのだなぁというのを改めて。(これは時代遅れなのかもしれないが)。私は紙媒体の本の中で、大事な言葉はマーカーを引きながら読んだりするのが好きで。(kindleでもメモ機能はあるが)。また仕事の合間、例えば外来中に患者さんの検査を待っている時間などにもいつでも読めるように、白衣のポケットにしのばせたり。何度も何度も読みこんで、もはやBOOKOFFとかで買い取って貰えないレベルまで読む、というのが私の読書スタイルなのだな、と改めて思ったのだ。大好きな本達が、本棚に並んでいるのは自分の一部のような気がして嬉しいものだし。

 

そして読書量に関して考えれば、私はあまり読書家では無いのかしら、と思う。本にかける月々の金額も数千円までが関の山。月数冊と言った所。気になる本はアマゾンでリストに入れておき、ある期間熟成させる。そして、やはり欲しい読みたい、という気持ちが高まれば購入するという感じ。勿論、今すぐに読みたい!などの本は別だが。また著書が知人友人で応援したいな、と思う場合なども速効買うが、それ以外はガンガン本を読む人間ではないのだな、と今回の件で改めて思ったのだ。

 

という事で、私にとってはKindle Unlimitedのサービスは月額980円であったとしても、必要ないと感じた。有料期間になって手続き忘れてしまうかも、と思い数日前にさっさと退会してしまったのだ。

 

けれど、また再開するかも・・・しれない。

 

 

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