遊asobu☆による保育士向上委員会

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罪の余白を児童福祉的に見ると

2017年05月14日 | 児童福祉な映画

この映画もいじめがテーマになっているんだけど、

 

ソロモンの偽証と並んでいい映画だなって、、

 

加害者である女子高校生

 

いじめる子の典型的イメージのキャラクター

 

頭がよくて、ルックスがいい

 

割と裕福で両親はあまり出てこないけどインテリっぽくてね

 

自由になりたいって言葉もあるけど、

 

子ども時代に子どもらしくいなかったんだろうなと想像できる

 

印象的なのは、

 

女性警察官の取り調べと児童相談所職員

 

あのような、被害者に本当の意味で寄り添えなくて、

 

簡単に騙されることも実際あるんだろうなあと、、

 

私も実際にいじめをする子どもとの関わりがあるけど、

 

頭がよくて、一見家庭には恵まれているように見えるけど、

 

親の理想に生きていたり、逆にすべて自分の想い通りに生きていて、

 

両親に間違いを訂正されて、何が正しいか教わらないで育っていたりということがあったけども、

 

どこで教わったのかって思うくらい、陰湿ないじめを考えつく、

 

相手を精神的に追い込む方法を知っていて、

 

周囲に根回しをして口封じをすることもある

 

自分が抑うつ的に育ったせいで、

 

何をされて、何を言われたら傷つくかを十分すぎるくらい知り尽くしてしまっている、、

 

それで元々頭もいいので、

 

あのような言動が出来るんだろうなって、、

 

悲しいことだよね

 

加害者の女子高校生の背景に少し迫るところがあったけど、

 

あくまでも少しだけになっている、、

 

それは加害者側を正当化してしまいかねないと、

 

ブレーキをかけたかのように見える、、

 

私は子どもを守るというのは

 

被害者を守るというのもあるけれど、

 

子どもを加害者にしないっていうことも大事だと思うので、

 

もっと加害者の生育歴や環境、内面に迫ってもよかったかなって

 

いじめや過労による自殺があったときに、

 

隠ぺいしたり、無かったことにしようとすることが、

 

よくあるけれども、

 

その心理が私には全くわからない、、

 

身近な人の命がなくなったのに、よくそんなことに意識がいくなって、、

 

そんな人は私にはみんなモンスターに見える、、

 

とても人間ができることとは思えなくて、、

 

そのようなことがあったら、

 

関係した大人全員が、

 

何かできることはなかったか、こうしたら防げたんじゃないかって考えて、

 

具体的に改善していくことで前に進める

 

隠してなかったことにしても、また同じようなことが起きる

 

ただ今のポジションを守ることしか考えていないんだろうけど、、

 

あとちょっと余談になるけれども、

 

被害者は父子家庭の女子高校生

 

そんな子どもは割と早い時期に母親役を自然とすることになってね

 

子ども時代に子どもらしくいられなかったことによって、

 

満たされない想いを抱えることになりやすいってこともあるかなって、、

 

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